タレントさんのブログに悪意の書き込みをして炎上させた人たちが書類送検されたというニュースが出ていました。

芸能人ブログを集中攻撃、「炎上」させる…１８人立件へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000004-yom-soci
タレント炎上ブログに「殺す」２９歳女を脅迫容疑書類送検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000025-yom-soci

某巨大掲示板でもよく問題になっていますが、インターネット上は匿名だと思い込んでる方がまだ多いようで、こういうのは後を絶ちません。好き勝手書いて結局痛い目にあうのは自分なんですけどね～。

幸いこのブログは誰かに攻撃されたりってコトが無いので助かっていますが、私が管理人をしている某掲示板は炎上まで行かないにしてもたまに荒れることがあります。

つい先日も私が良かれと思って提案したことに関して否定的な意見があり、しかもリアルでも否定されまくってかなり凹まされたことがありましたし、以前にも参加しているグループからの脱退宣言をいきなり掲示板で宣告されて、いくらネットをコミュニケーションツールとして使っているにしたってそういう事は掲示板ではなく代表者に直接言うもんでしょと書き込みを削除したら削除したことに対してまた文句言ってたらしくて（私は見てないですがその人の個人掲示板で書いていたそうです）、まるで被害者が加害者扱いみたいなイヤな思いをしたこともありました。その他にも似たような事がたまにあって、その度に凹んだりムカついたりとコレがまぁ精神衛生上あまりよろしくないんですわ。管理人なんてのをやってると例えば書き込みの削除をしたとして、それが他の人の意思や指示だったとしても私が実行犯にされちゃうので結局いつも私が悪者扱いだったりするんですよねぇ。これって被害妄想でしょうか。

ま、否定的な書き込みをする人も脱退宣言する人もそれぞれに思いがあるワケで、特に口で発するリアルな言葉じゃなくてモニター上のテキストだと感情とかニュアンスとかが伝わりにくいものですから、そのせいで誤解が生じているのかもしれませんし、もちろん私や他の人に非がある場合もあるでしょうし、こうしてブログで書いてるコト自体が逆にその人に対して攻撃している事になるのかもしれませんし、心当たりのある方が読まれたら「ふざけんじゃねぇ～～」って火に油を注いでいるのかもしれません。特に私の場合はそこでは毒舌で通っちゃってるようなので反省するべき所もあるんでしょう。

でもですね・・・・その掲示板に集まるメンツとはもう10年以上の付き合いがあってネットが普及する前からリアルであーでもないこーでもないと話してきた仲なんですよ。中にはネットをきっかけに知り合い、付き合いもまだ1・2年くらいの人もいますけど、それにしたって基本はリアルなわけですよ。そんな人たちとのコミュニケーションがネットを通じただけで感情の無いものになるなんて淋しいじゃないですか。わかってる人たちはわかってくれているのでそういう人たちはモニター上のテキストであってもモニターの向こうで笑ってくれたり盛り上がってくれたり、リアルの延長みたいにコミュニケーションできるので、伝わってないのは一部の人たちだけなんでしょうけどね・・・・。

お陰様でその掲示板は覗いてくれてるビジターさんが多いようなので、とりあえず文句や苦情などは掲示板ではなく直接電話なり会うなりでお願いしたいところです。場合によってはその人自身がどこかで叩かれることになるかもしれませんので・・・・。

仕事柄、Web関連のサイト・ブログ・メルマガをよく見ますが、ここ最近は特に目新しい話題も無いようで、●●検索エンジンが赤字転落とか、リスティング広告の収益が下落とか、●●が▲▲を買収とか、●●が従業員のリストラを発表とか、およそサイト制作やSEO対策と直接関係ないようなネタでしのいでいる感があります。この前行われたYSTのアップデートもそれほど激しい動きも無かったようですしねぇ。

そんな中、最近やけに耳にするのがウェブサイトのM＆A。つい最近もYahoo（だったかな？）のニュースで今後はウェブサイトM＆A市場が急成長するみたいなのが出ていましたよね。
M＆Aなんて聞くとなんだか今っぽい感じがしますが要はサイト売買のことで、それ自体は古くから行われていますし、そこまで大袈裟でなくてもドメイン売買なんかもよく行われていますよね。価値のあるサイトを売ることで売り手は利益を得て、実績のあるサイトを買うことで買い手は新しいビジネスへスピーディに参入できるなど、双方の思惑が合致すればメリットの大きいM＆Aは今後拡大していくだろうとのこと。

そして本日、実際にウチにもウェブサイトM＆Aの話が来ました。うーん、なんてタイムリー。
ま、以前にも似たような話は何件か来たことがあるんですけどね。

今回来た話の詳細は以下（一部伏せています）

●同サイトは、既にYahoo!での月間検索回数50万回以上のビッグキーワード「○○○○○○」で、検索結果1ページ目に上位表示されている。
●googleについては、2ヶ月後は上位表示される。
●08年12月末の時点で、月額80万円の広告売上を確認。
●09年1月末の時点で、月額120万円の広告売上を確認。
●2月末までに月額250万円までは確実に見込める模様。
●売却価格は完全売却の場合　20百万～30百万円（応相談）

どうです？買いたくなりました？

そのサイトのURLは秘密保持契約を結ばないと教えてくれないそうなんですが、その前に私はまったく興味が湧きません。

仮に月250万の広告売り上げを確保できれば年間3000万ですからサイト購入資金は1年でペイできる計算になります。交渉して2000万で購入できれば初年度から1000万の利益、翌年移行は成長しなくても現状維持さえすれば年間3000万の売り上げがほぼそのまま利益になります（発生する経費もたいしたことないでしょう）。これはバカでもわかる単純な話です。

ではなぜそんなおいしいサイトを手放すのか。
マトモな話なら新規ビジネスのための資金調達とかってコトもあるでしょうが、こういう話は大抵「その価値がない」又は「その価値があると見せかけている」パターンです。よくある情報商材と一緒ですね。情報商材と違うところがあるとすればその価格のケタでしょうか。ちなみにそのキーワードでYahoo検索1位のサイトは月額1200万の広告収入を得ているとのことで、それが本当かどうか私にはわかりませんが、そのサイトもそうなるという話ではありません。普通に考えたらそこまで育てたサイトなら誰かに売るよりもっと伸ばして月額250万を1200万にした方がずっとメリットが大きいハズです。でもそうしないのは売って現金にした方がいいからってコトですよね？

このアホな話に乗っかる人がいるのかどうかわかりませんけど、興味のある方は買ってみてはいかがでしょうか？