3月20日より「Internet Explorer 8」が正式リリースされたそうで、もしかしたら早々にバージョンアップした方もいらっしゃるかもしれませんが、ウチはまだバージョンアップはしていません。つーか、メインマシンは未だに6.0だし。インストールした方の話では予想通りいろいろと問題起きてるみたいなのでしばらくは様子見ですね。
で、7.0がリリースされてずいぶん経つのにどうして未だに6.0なのかと言えば、ブラウザのシェアは相変わらずIE6が多いからなんですね。
OSがVistaの最近のPCを買った人は最初からIE7.0を使ってるケースが多いと思いますが、XPからVistaへの移行がマイクロソフトの思惑通りに進まなかったのと同様にIEも6.0のまま使っているユーザーが非常に多く、最近7.0が少しずつ増えてきたかな・・・・という程度。ネットを見る分には6.0でも何ら問題無いんですからわざわざ面倒な思いをしてバージョンアップする必要なんてありませんもんね。パソコンが苦手・よくわからないという方は特にでしょう。今回のIE8のリリースでアップグレードが進むか・・・・というのは未知数ですが、正直7.0と同じような道を辿り、本格的に移行が進むのはWindows7のリリース後、つまりIE8がプリインストールされたPCが世間に出回ってからではないかと予測しています。ま、プリインストールさせるなら早めに不具合を解消しておかなきゃですけどね。
そして我々Webに関わる人間がブラウザのバージョンが変って困るのがブラウザごとの表示の違い。CSSのレイアウト崩れなどでWebデザイナーには悪評高いIE6ですが、ユーザーが多い以上はそれを無視することはできませんので、IE6を含めた主要なブラウザで表示確認をしなければなりません。現時点でも7.0を基準に作って6.0でレイアウト崩れを起こしちゃってるホームページを結構見かけますが、今後は6・7・8と3つのバージョンを視野に入れたWebデザインが求められ、いつまでもIE6を切り捨てることができないということですね。
そしてウチのメインマシンもいつまでもIE6を使い続けなきゃいけないというワケです。
サブマシンにはIE7が入っていますが、IE8の表示確認用にもう1台PC用意しなければでしょうかねぇ。
マイクロソフトさん、余計な仕事を増やしてくれますなぁ。
ホームページビルダーなどで自分でサイト作ってる方は知らぬところで崩れたレイアウトを晒すことにもなりかねませんので注意した方がいいですね。
複数バージョンを同時にインストールできればいのに