夕方の記事を投稿した後にメールチェックをしましたら
「電脳卸ドロップシッピング」サービス終了のお知らせ
というメールが。
いつ頃だったかすっかり忘れてしまいましたが世にドロップシッピングなる言葉が出始めた頃、「アフィリエイトはもう古い!これからはドロップシッピングだ!!」みたいなコトを叫んでいた方々がたくさんいらっしゃいまして、私自信はあんまり興味なかったんですが、まぁ何はともあれ知らねば何も語れまいと電脳卸に登録したことがあったんですね。
で、どんな商品があるのかと覗いてみると・・・・・・
こんなの誰が買うんじゃというような駄商品のオンパレード。しかも高い。
売り手が好きな商品を選んで自由に価格を決められるのがドロップシッピングのメリットとは言え、とても売れるとは思えない商品をみんなで価格競争するなんてそもそもビジネスとして成立しません。誰でも扱えるんですから商品に独自性や希少性は皆無だし、どこでも買える価格以外に比較する点がないんですから結局最低販売価格の横並びになるだけだし、品揃えや価格などを含めてあらゆる面で楽天やYahooショッピングの方が数倍マシです(売る方は大変だけど)。
それ以降、私は2度とログインすることなくIDを残したまま放置することとなり、そして今日、電脳卸から最後のメールを受け取ったのでした。
システム面ではメリットばかりに見えるドロップシッピングも、結局はその中身に魅力がなければダメだということです。
まぁ終わるのは必然だったんでしょうね。
じゃあドロップシッピング全体がダメかというとそんなことはないと思います。
一時期、所属していたクラブのTシャツをいつでも自由にメンバーが買えるようにできないかな~と考えていた時に1点から注文できるドロップシッピングは便利じゃないかとあちこち調べたことがありました。
Tシャツなどのデザイン物はデザイナーのセンス次第で独自性を出すことは可能だし、同じTシャツでもデザインが異なれば価格も横並びにはなりません。大量販売するならロットで作る方が向いていますが、同じデザインでTシャツの他にスエット・パーカー・キャップなどのバリエーションを増やせる、在庫しなくても色やサイズが自由に選べる、デザインさえあればラインナップをどんどん増やせる、などなど、こういうのはドロップシッピングのメリットが大きく出せると思います。
実際、電脳卸のような決まった商品を扱うサービスよりもTシャツなどのデザイン勝負的なサービスを扱うところの方が活気があるようですし(売れているかどうかは別として)、素材とプリントのクオリティが満足できるレベルであれば私もやってみたいですもん。
でも、アフィリと同じくそんなバカみたいに儲かるもんじゃないですね。