ドメイン値上げ

先日、さくらインターネットからドメイン値上げの案内がありました。

昨今はコロナ・ウクライナ・円安などの影響でいろんなものが値上げになっていますが、まさかドメインにまで値上げの波が来るとは想定外でした。

対象となるのは「.com」「.net」「.org」「.info」「.biz」「.mobi」

値上げ幅はドメイン種別や契約期間によって異なりますが、.comの1年だと1952円→2614円、3年で5800円→7753円、その他全体的に30~40%ほどの値上げとなっています。

一度の値上げ率って食品なんかだと1~5%くらい、高くても10%未満に抑えて割高感をできるだけ感じさせないようにしてますが、30~40%ってかなり大胆ですよねぇ。この案内を受けてネットでは使ってないドメインを解約するとか、他に切り替えるとか、さくら離れの動きも多少あるようです。ビジネスサイトなら値上げされてもまだ許容できる金額かもしれませんがプライベートサイトだとちょっと厳しいかも。アフィリサイトでこの値上げをペイできないレベルならそもそも辞めた方がいいでしょうね(笑)

値上げの理由としてプレスリリースでは「上位組織から提示されるドメイン料金の上昇や、その他の外的要因による仕入れ価格の変動に伴い」とあります。上位組織に提示される料金というのはさくらに限った話ではないのでやはり他のホスティング会社でも値上げに追従する動きが出る可能性はありますね。ドメインを管理している団体は確かアメリカにあるので最近のアメリカでのインフレが影響してるのでしょうか。ドメインに原材料は必要ないので外的要因というのは主に為替ですよね。今後円高に進めば話も変わってくるかもしれませんが、夏頃には1ドル150円台にまで、という見立てもあるようなので更なる値上げがあるかもしれませんし、一度上げた料金でもまた下げるという判断をしてくれる優しい会社かどうかわからないので、円高に進んでもその恩恵があるかは未知数です。

お客様の中でさくらを利用されている方はあまり多くはありませんが、.comドメインは超メジャーなドメインでお客様でも利用が多いのでさくら以外にも拡大するとちょっと影響大きくなるかもしれません。

エックスサーバーのキャンペーンでドメイン永年無料で取得してる方も多いんですけど、値上げに耐え切れず途中で永年無料じゃなくなるってこともあり得ますかね?

今度は電気代が高くなったからレンタルサーバーも値上げ・・・・なんてことになったら困るなぁ(汗)

 

WordPress 記事移植作業

以前から少しずつ進めていたこのブログの記事のうち、クルマやバイク、ドラッグレースなんかの記事をbug unlimitedに移植する作業、やっと一通り完了しました。

どうしてそんなことしたかと言えば、主たる目的はサイトの内容を絞ること。昔からSEOの手法として「コンテンツSEO」というのは言われてきてますが、このブログは前身のgooブログの頃から仕事でも遊びでも社会問題でも何でもかんでも1つのブログに詰め込んできたことで、いったいこのブログのメインコンテンツって何なんですか!?という状況で、そのチャンポンぶりが本体であるD-Styleホームページの足を引っ張る形になっていまして、本当はもっと仕事面に特化させていくべきなんでしょうが、とりあえずクルマやバイクはbug unlimitedで一まとめにしちゃえばいいので、それ関係はこのブログから記事を消しました。

そうすると逆にbug unlimitedはクルマなのかバイクなのか空冷VWなのかカブなのかドラッグレースなのかって結局チャンポンになっちゃうんですけど、アッチは仕事のホームページじゃないので趣味の合いそうな方が見ていただければそれでOKで、今後もまた別のオモチャに走ったらグチャグチャになっていくんでしょう(笑)

記事の移植については、このブログもbug unlimitedもWordPressなのでプラグインが使えます。仕事でもサーバーを変更する際に旧サーバーから新サーバーにWordPress丸ごと引っ越しって作業はよくあるんですが、その場合は「All-in-One WP Migration」ってプラグインを使います。All-in-One WP Migrationは無料版だとデータ容量に制限があるので有料の「Unlimited Extension」も購入しています。Unlimited Extensionは有料ですけど1回だけの買い切りなのでウチみたいな仕事してるなら買って損はないはず。趣味でやってる方はちょっともったいないですかね。

で、All-in-One WP Migrationはサイト丸ごと引っ越すプラグインなので、一部の記事だけを移植するという使い方にはあまりマッチしません。なのでその場合は「DeMomentSomTres Export」というプラグインを使います。こちらのプラグインは無料なのでとても助かりますね。しかもこのプラグインの便利なところは記事に使ってる画像も一緒に引っ越せること。WordPress以外のブログからの移植だと画像は別に作業が必要だったりするので、WordPress同士ならこのプラグインでとっても簡単に移植できます。ただし、移植元と移植先でパーマリンクやカテゴリー、ユーザー等、様々な違いがあるはずなので、場合によっては記事一つ一つ毎に修正が必要なケースもあります。実際、このブログからの移植作業でもパーマリンクの違いによる修正が結構面倒でした。

この調子でもっとカテゴリーを絞っていくとよりいいのでしょうけど、あんまり絞り過ぎると今度は書くネタがなくなっちゃいます。仕事についてや、Webに関するお役立ち情報なんかを主に書いていくのがコンテンツSEOとして正しいことでも、このブログって実はそんなに仕事や役立つ情報って書いてないですし、現時点でもこのブログかbug unlimitedのどっちで書こうかってブレる時もありますし、お客様にもブログの内容についてはアドバイスしているものの、自分もそれができてるわけでもないっていうなかなか難しいところです。

ただ、それができているお客様はこっちが驚くくらい素晴らしい結果を出しています。ウチとしてもその力添えができるようにホームページの制作も管理もがんばってますが、結局のところウチは技術屋でしかなく、中身を作っていくのはお客様なんですよね。

このブログもお客様の見本となれるようにがんばっていかねば・・・・・。

 

夕日

 

新サービス「まる込みスタイル」開始っ!

まる込みスタイル

今日からD-Styleの新サービス「まる込みスタイル」がスタートしました。

どうして今日からって・・・特に狙ったわけでも、キリのいい日でもないんですけど、今日のタイミングで公開できる段階になったってだけで・・・。

いや、ホントは先月の20周年で、とは思ってたんです。

でも忙しくてなかなか・・・ね。

まぁ、若干遅れましたがようやくスタートです。

詳細はホームページを見ていただくとして、そもそもの狙いはホームページを持つハードルを極力下げること、です。

どうしてもドメイン・サーバーなどのランニングコストもかかるし、最初の制作費や維持するための管理費など、案外コストがかかってくるもので、D-Styleではそれでもできるだけ安くできるように工夫や努力はしてきたんですが、「ウチはホームページなんかいらないな~」という消極的な方にとってはそれでもまだ敷居が高かったりします。だったら難しいことはコッチで全部肩代わりして、その代わりできるかぎりコストを削って、まずはホームページを持ってみて、その価値を感じてほしい!とかなりギリギリのところまで攻めた結果できたサービスです。

ぶっちゃけ、儲けはさしてありません。せめて価格を税別にさせてほしいな~って思ったんですけど、全部込みと言いながら税は別なのかよって自分なら思うだろうと、一部のオプションを除いて全部込みにしちゃいました。なので数を集めて薄利多売でもしないと全然割に合いません。

それでも、このサービスに関してはこれまでD-Styleとして縛ってきた「1エリア・1業種」という括りもナシで、さらに紹介割引制度・紹介パートナー制度も設けて、多くの方に利用していただきたいと考えているので、これまで機会に恵まれなかった新しい出会いも生まれるんじゃないかと、勝手に期待もしています。紹介した方も、紹介された方も、そしてD-Styleも、みんなでWin-Win-Winになっていけたら最高ですね。

ぜひ、まる込みスタイルをよろしくお願いしますっ!

 

シェアしてるのは誰?

このブログにも、bug unlimitedにも各ページにはSNSのシェアボタンを設置しています。

Twitterがシェア数のカウント表示をやめたのは随分前ですが、Facebookでは今もカウントが生きていて、ブログ書いて自分でFBに投稿した際は1カウント、それをお友だちが5人いいねしてくれたらプラス5で6カウント、みたいな感じになってます。今まではそんな程度だったのでボタンのカウントもさほど多くなかったんですが、最近bug unlimitedでカウントが異様に多い時があるんですよね。

考えられるのは当然私以外の誰かがシェアしてること。以前はYahooのリアルタイム検索で公開されている範囲ではあるものの誰がシェアしてるのかある程度調べることができたそうなんですが、今のリアルタイム検索ではそれができないみたい。

まぁ誰がシェアしててもどうでもいいっちゃどうでもいいんですけど、FBのシェアって必ずしも「いいね」の意味とは限らず、「コイツ、こんなアホなこと書いてるぜ」ってディスってるシェアでも、それに対するディスりのいいね・コメントでもカウントされるので、数が多いからって手放しで喜ぶものでもないんですよね。

だって私のFBページで5人くらいしかいいねしてない記事でカウント80とかおかしいでしょ。

本人の知らないところで盛大にディスられてる(笑)

把握できてないカウント全部が批判とも限りませんけど、誰に何を言われてるかわからないという点ではちょっと気持ち悪いです。

SNSが普及したことで個人の発信力が増す反面、誹謗中傷や不適切行為の投稿なども増えてますので、ネットは便利なツールであると同時に両刃の剣でもあるというのは自覚しておかなければいけないのかもしれませんね。

 

引き止めたい

現在、とある会社のHPリニューアルでご相談頂いておりまして、リニューアルもそうなんですが、現在ご利用中のホスティング会社でドメイン・サーバーのコストがえらく高額なので当社でお勧めしているホスティング会社に移管しようという方向で進めております。

だってねぇ、サーバー容量がウチで勧めているトコに比べて1/5なのに料金は倍以上なんですよ?SSL証明書も高くて、それも含めちゃうと3倍以上になっちゃいます。ドメインもサーバーもHPを運用する以上、継続的にコストが発生しますので、機能や安定性の面で一概に安ければいいとも言えませんけど(当社では総合的に吟味した上でお勧めしています)、低スペックで高額なら使い続ける理由がありません。当然、移管に際してはいろいろ手続きやらがあって面倒ではありますが、その面倒があったとしても移管するメリットの方が上回っているならしない手はありませんよね。

で、じゃあ移管の手続きをしようかとヘルプで手順を確認しようとすると・・・これが出てこない。他社から自社への移管はこれでもかってくらい懇切丁寧にヘルプが充実してるのに、自社から他社の案内がどうやっても見つけられません。

いや、気持ちはわかりますよ。誰だって他にお客さん取られたくないでしょうよ。でも、こういうやり方は企業姿勢としてどうなの?と思ってしまうし、なおの事この会社を利用し続けるのをお勧めしたくなくなります。

一番大事なのは出口を塞ぐことではなく、出口に向かわせないサービスを提供することではないかと思います。