クリスマス with コロナ

先日、関越道で立ち往生を発生させた大雪があった後、新潟市はさっぱり雪が降ってません。故にクリスマスもホワイトではないですね。まぁ近年の新潟市はホワイトクリスマスになる方が珍しいですけど。

それよりも今年のクリスマスは何と言ってもコロナです。昨日のイブも例年に比べれば人出は少なかったようで、これまでなら外でみんなでワイワイやるところをStay Homeで大人しく、という方も多かったんでしょう。元々家族で過ごすというお家ではあまり影響はなかったですかね?10代・20代の若い世代にとってはロマンチックなムードにならなかったでしょうか。

しかし、去年の今ごろはまさかこんなことになってるなんて思ってもいませんでしたよね。武漢で感染が確認されたとか言い出したのがちょうど1年くらい前ですから、最初に聞いた時はちょっと不安もありましたけど、まさか1年で世界がこんな状況になってるなんて想像もできなかったし、第一波の春頃だってクリスマスまでこんなの続いてるなんて思ってなかったですし。身近に迫る感染リスクも怖いですけど、これがいつになったら終わるのかっていう終わりの見えなさもかなり怖い。メルケルさんの「最後のクリスマスにならないように」というメッセージは切実さも相まって結構重く受け止めました。昨日は東京で過去最高の888人、全国でも3700人以上の感染が確認され、まるでクリスマスムードを感じるどころではなくて、減少傾向が見えないことから年末に向けて更に暗い気持ちになってしまいます。

来年のクリスマスは・・・・楽しい気分で過ごせてるかなぁ。

話は変わって、先日ドラマ「姉ちゃんの恋人」が最終回でした。設定が重いのでシリアスなドラマなのかなと思いきや、割とシンプルなラブストーリーで、各々葛藤がありながらもサクッと付き合っちゃったりするところがストーリー的に安易すぎね?と思うところもなかったわけじゃないにしても、そんな全体的なことよりも、最後に登場人物全員がハッピーになるわかりやすいオチに安心したと言いますか、逆にこのご時世に複雑な悲しいエンディングだったら絶対見たくないなって思ってたので、最後の最後、家族そろって食卓を囲むシーンにやけにジーンときちゃったりして・・・当り前が当り前じゃなくなった世の中にこそ、こういう普通の幸せのシーンを見せてもらえたのがやけにうれしかったです。

来年は普通の幸せ実感できてるかなぁ。

年末はまた強力寒波が来るようだし、初詣も密になるからどうしよっかなーって感じ。Stay Homeですかね。

 

雪化粧

雪

昨日から寒気が強まったそうで、山沿いでは大雪に・・・というニュースもありました。実際、湯沢とか山の方では結構な量が一気に積もったようです。

で、ここ新潟市も今朝起きたらうっすらと白くなっていました。この程度の量なので日が昇ったらすぐに消えちゃいましたけどね。いよいよ本格的に冬に入るということで、いつも雪の降り始めはクルマの事故が起きたり、滑って転んでケガをしたりというのが起きやすいので、皆さんくれぐれもご注意ください。

思い返せば昨年は記録的とも言える小雪で、新潟市は一度も積雪がなかったように思います。山間部でも全然積もらなくてスキー場が営業を断念したというのもありました。経営ヤバくてクラウドファンディングしたスキー場もあったような?今年は雪が期待できるとなればスキー場も賑わうでしょう・・・と言いたいところですが、今年は雪が降る代わりにコロナですよ。スキーしてる時は密になりませんけど、食事やリフト待ちでは人が密集するので今年はその対策が必須になるでしょうね。ゴンドラ式のリフトでは人数制限もしなきゃでしょうしね。そもそも旅行・レジャーを控えないと感染収まらないという雰囲気では、いくら感染対策を施しても今年は来場者自体が少ないかもしれません。2年連続閑古鳥ではかなり厳しいですよね・・・。

コロナウイルス、寒さで凍死してくれたらいいのにっ。

 

この木 なんの木

ウチからすぐ近く、かわせみ橋のたもとに長らく手付かずの空き地がありまして、一部は地主さんが畑をやったり駐車場として貸し出したりしてるものの、大半は草が生えっぱなしのほったらかしで、だからと言って子どもの遊び場になってるわけでもなく、ここ数年はかわせみ橋を渡るのに横切られるだけの状態でした。

空き地

そこに上の写真のように大きな木が何本か生えてまして、木の種類とか樹齢とかまったくわかりませんけど、なかなか立派な木なので結構古くからこの地に根ざしてきた木なのかもしれません。

それが最近になってついにここも宅地になることが決まりまして、恐らく来春くらいに始まるであろう分譲目指して現在造成中です。

で、他人様の土地ですから何をどうしようが私の関与するところではないんですけど、あの木がどうなるのかな~というのがとても気になっていました。

まぁ、普通はジャマですから伐採ですよね。でもあれだけの巨木をまた植えたいって言ってもすぐにできることじゃないし、古くから地域を見守ってきた木を活かした緑溢れる造成地を・・・なんて期待も少しあったんです。

が・・・・

空き地

当然、一切容赦はありません。

ご覧のようにキレイさっぱり伐採されました。

いやホント、私がどうこう言うことじゃないんですよ。責めてるわけでもないんです。でもなんか歴史あるものが、それは自然物であろうが人が作ったものであろうが、刻んできた時間は一度失われたら取り戻せないものですから、活かすやり方はなかったのかなぁと勝手にセンチメンタルな気分になっちゃってるんですよね。

最近は身近な地域に残ってる歴史を感じるものを探して散歩するのが好きなんですが、そんなウン百年とかじゃなく、50年・100年くらいの割と最近のものでも興味深く見入ってしまうおもしろいのがいっぱいあったりするんですよね。あの木も樹齢はなんとなく50~100年くらい?そんなに長くない?それでもきっと私が子どもの頃からあった木だと思うので、実家から離れてるので当時のこの辺の雰囲気なんてまったく記憶がありませんけど、通船川でフナ釣りしてた時には見ていたかもしれないなーとか考えると何だか感慨深い気分になりません?

新しく、キレイになっていくのも悪くはないけど、古いものを大切に歴史を刻んでいくのもいいと思うんですよね~。

 

弥彦公園もみじ谷

弥彦菊まつり

土曜日は弥彦公園のもみじ谷へ紅葉を見に行ってきました。

もみじ谷は前にも一度紅葉を見に行ったことがありまして、その時は昼間だったので夜のライトアップされた紅葉も見てみたいと、夕方頃に到着するのを目標に弥彦に向かいます。ただし、この時期はちょうど弥彦の菊まつりと重なるので現地に着くまでとんでもない渋滞に巻き込まれるんですよね。菊まつり・昼間のもみじ谷・夜のもみじ谷、とそれぞれで来る人帰る人で結局どの時間帯でも渋滞は避けられないですな。弥彦公園近くの駐車場は諦めて、弥彦神社近くの駐車場から公園に徒歩で向かいます。

もみじ谷
もみじ谷

せっかくなので弥彦神社経由で菊まつりも軽く見て、弥彦公園に着いたのが4時過ぎくらい。日暮れにはまだ早かったけど、逆に明るいうちの紅葉も見れてWのお得感。見頃のピークとしては先週だったかも。

日が落ちるまで近くの屋台で軽く腹ごしらえ。もつ煮込みがメチャクチャおいしかったです。そしてちょうど日も暮れたあたりで公園に戻ります。

もみじ谷
もみじ谷

私の技術ではまったく良さが伝わらなくて申し訳ない。でも夜の紅葉もとっても良かったです。わざわざ夕方狙って来た甲斐もあったというものです。

ただねぇ・・・わかってはいましたけどなかなかの人出でもみじ谷周辺はかなりの密状態。この中に1人感染者いたら絶対クラスター発生でしょってくらい。できるだけ距離を保とうにも人が多過ぎてほぼ不可能。仕方ないんでしょうけど、やっぱり今は行楽地に行くのは極力控えた方がいいのかなーと思いました。

 

withクマの生活様式

新潟県内ではクマの出没が相次いでいます。

今年はクマのエサとなる木の実が不作で人里に降りてくる可能性が高いというのは前から言われていたので、正にその通りになったということですね。

県内各地でクマに襲われてケガをするケースが何件もあり、この前は襲われた方が亡くなってしまったという悲しい報道もありましたし、昨日は石川県で商業施設に侵入したクマが射殺されるというケースもありました。

つい先日は新発田市の県指定文化財「市島邸」で来館者がクマに襲われるというケースが発生し、幸い襲われた方にケガはなかったとのことですが、市島邸周辺の住民によればこの付近でこれまでクマが出たことはなく、地元の方にしてみれば「まさか」という気持ちでしょう。

で、市島邸って聞いたことあるよな、どこだっけ?と調べてみたら、

福島潟と月岡温泉の間あたり、ウチからそれなりに離れてますけど、クルマで30分くらいの距離なので遠いと言うほど遠くない。山の方に走りに行って地元の方と話してると「クマ?出るよ~」とサラッと言われるんですけど、山はそうかもしれないけど平地では関係ない話だよな~と軽く思っていたのが、ここまで近い距離でクマが出たなんて話を聞くと、そのうち自宅近くで出没することもあるかもしれません。クルマで30分圏内ならクマの移動範囲として充分ありえますよね?そう考えるとなかなかに怖いです。

しかも最近は人間を恐れない「新世代クマ」が増えているなんて話もあって、「松本人志を恐れないお笑い第7世代」みたいに言うんじゃねぇとか思うんですけど、そんなクマがどんどん増えていくとヒトとクマの住み分けも難しくなっていくのかもしれません。

クマに限らず、動物が住宅地に来ると猟友会が出て射殺されることが多々あります。動物は食べ物を探してるだけで人間に危害を加えるつもりはないはずなのに、危ないからって射殺されるのって人間のエゴだよなぁっていつも思うのですが、じゃあ自宅近くにクマが現れてそのまま山に帰るの待ってるというのもマジで危ないでしょうし、そろそろ野生動物とうまく共存する生活様式というのを考えていく必要があるのかもしれませんね。

・・・・で、どうすれば?(汗)

 

とりあえず、冬が来る前にバイクで行きたいところがあちこちあったのですが、今シーズンは山に入るのは控えておくことにします・・・・。