恐怖の立石山神社

立石山神社

先日、Twitterのタイムラインに深い緑に覆われた廃墟のような神社の写真が流れてきまして、不気味な雰囲気もありながらどこかおとぎ話かジブリかのような雰囲気もあり、それが新潟だっていうことで調べてみると阿賀野市のサントピアワールドからほど近い山の中にある「立石山神社」だということがわかりました。

あの辺ならいつものお散歩コースから近いし、天気も良かったので土曜日に奥さんも誘ってクルマで立石山神社に行ってみました。

ナビに案内されるがままに道を進むと来たこともない集落に着き、更に集落を抜けて山に向かうと道はどんどん細くなり、ホントにこの先行けるのか?と不安になってたところにちょっとした広場に辿り着きました。

 

立石山神社

元々は駐車場だったのでしょうか。草だらけでまったくそんな面影はありません。ここからは神社の姿も確認できず。

 

立石山神社

少し先に短い橋があり、下には小川が流れていました。

そのまま獣道のような草地を歩いていくと、

 

立石山神社
ありました。

Googleマップのレビューに神社の写真が載ってて、その写真ではこんなに草だらけではなく、Twitterで見たのが正にこんな姿でした。

 

立石山神社

石の階段まで草で覆われ、手入れされている感じはまったくありません。もちろん人の気配もナシ。

 

立石山神社

神社を見上げていると後ろから奥さんの叫び声が。左を向くとありました、人面石。いきなり視界に入ると確かにビビる。

 

立石山神社

あまりの怖さに奥さんはここでギブアップ。私は一人階段を登り神社へ。

はい、私も怖かったです。

 

立石山神社

戸は閉められ中に入ることはできません。引き戸の一部がアクリルになってくり抜かれていた穴の向こうに賽銭箱がありました。お参りに来る方、いるのでしょうか・・・・?

 

立石山神社

設置された看板には「阿賀野市指定文化財(天然記念物)」とあります。とてもそんなに大事にされてる感はないですし、春頃に撮影された写真ではちゃんと草が刈られていて、少なからず手入れはされてるっぽいんですけど、たった数ヶ月でここまで鬱蒼とするもんでしょうか?春から秋にかけて何か神事とかないんですかね?いろいろと謎な神社です。

神社の左側に参道があり、そこを登っていくと御神体である立石があるそうなのですが、さすがにこれ以上進む気にはなりませんでした。

最近古いのにハマってる私でもこれはちょっとレトロとかじゃなくホラーです。昼間の段階でかなり怖いので夜は絶対に来たくないですね。奥さんは二度と来たくないと言ってました(笑)

 

 

まぁ、お勧めです!とは言えないかなぁ。

怖いもの見たいモノズキな方、どうぞ・・・・。

 

北五百川の棚田

北五百川の棚田

先日の土曜日、三条市下田の北五百川(きたいもがわ)地区にある棚田を見に行ってきました。

北五百川の棚田は「日本の棚田100選」にも選ばれており、新潟の棚田だと十日町とかが有名で、そちらに比べるとメジャー度はあまり高くないかもしれませんが、逆にあまり人が多くなくてのどかな風景を楽しむには北五百川の方が適してたり?実際、私が訪れた時はほとんど人はおらず、登ってる時に1人すれ違ったのと、帰りにカメラを抱えた人とすれ違ったくらいで、観光に来てる人はほとんど見かけませんでした。

棚田から少し離れたところに駐車場があるのでクルマはそちらに停めて棚田へ向かいます。周りは農家のお宅がほとんどで稲刈り作業をしているところもあったりして、棚田に向かう間だけでも田舎ののどかさを感じられます。案内看板に従って道を進むといよいよ棚田への登り道。そこそこ急勾配ではありますがちょっとしたハイキングレベルでそんなにハードではありません。登っていく過程で高さが増すごとに景色が変わっていって、一番上まで来ると棚田を見下ろした先まで展望できて、思ってた以上に壮大な景色が広がっていました。

でも、私のヘタクソな写真だとあんまり伝わらないですよねぇ(汗)

こっちの動画の方がまだマシでしょうか。

写真だけだと「ふーん」って感じかもしれませんが、現地で感じる景色はかなり良かったです。土曜日の時点で一部稲刈り終わってたので見るタイミングとしてはもう終わり頃かもしれません。今週中くらいならまだ間に合うかな? 

棚田も良かったんですが、廻りの集落も雰囲気が良かったですね~。細い路地をクルマで走り回るのは迷惑でしょうから、次はコンパクトなミニバイクで散策してみたいです。

 

 

今度は十日町の棚田も見てみたいな~。

 

渡邉邸@関川村

渡邉邸

この前の土曜日は関川村役場のお向かいにある「渡邉邸」に行ってきました。

最近訪問してる旧家シリーズ、ここも前から行ってみたいと思っていたところで、バイクでこっち方面まで走りに来た際には前を通ることはあるんですけど、なかなか一人では入りにくくて奥さんを道連れにしないとなんですよね(笑)

この日は生憎雨模様でしたが、雨もまた風情を増してるようで、これはこれで良かったです。

 

渡邉邸
渡邉邸
渡邉邸
渡邉邸
渡邉邸

 

外から見ても大きそうだなというのはわかりますが、中に入って最初の土間はその奥行き、天の高さがかなりのスケールで圧倒されます。これだけの大きさを支える柱や梁の太さも見応えあるし、当時ならではのディテールや手入れされたお庭など、ホント素晴らしいです。

特に庭はとってもステキでした。渡邉邸に限らず旧家ではお庭が見所のところが多くて、私はコッチ系に関しては疎いので良し悪しを語るようなことはできませんけど、それぞれの旧家で作りや見せ方が工夫されていて素人の目でも唸らせるようなお庭がたくさんあり、この渡邉邸でも戸を全て開放してまるで庭と部屋が一体の空間になったような雰囲気はとても素晴らしくて、ずっとここでボケーっと景色を眺めていたかったくらい。今は古くからの日本家屋の作りのお宅はほぼ無いし、高気密・エアコンの時代で戸を開放する部屋というのもほぼありません。これができたのも時代と言えばそうなんですが、時代を超えてこの空間に身を置けるというのは貴重な機会なんだな~とあらためて感じました。

もう少しすると紅葉の季節がやってきますので、その頃のお庭もいい感じかもしれませんね。

 

 

あと、ビックリしたのは公式サイト。もうこんなデザイン何年も見てないな~ってくらいホームページビルダー感たっぷりのレトロなサイトで、Web屋としてはツッコミどころもたっぷりでしたけど、これも味ということでスルーしておきましょう(笑)

 

新発田市 公設鮮魚市場

新発田市 公設鮮魚市場

最近このブログでも度々レトロな施設を紹介しているように、ソレ系のがやたら好きなんですよねぇ。田舎の集落とか特に名所でも何でもない普通の古い民家とか蔵とか橋梁なんかでも萌えたりします。Twitterでそういうのを紹介してる方のツイートとか、これまで行った場所の復習中とかに新たな行ってみたいスポットを発見して、Googleマップに落とし込んでいます。

で、ずっと前から行ってみたかったのが新発田市にある「公設鮮魚市場」と呼ばれる施設。新発田市役所からも近い古くからの市街地にあり、上の画像はGoogleストリートビューのキャプですが、ご覧のように水路の上に木造の建物が建てられているんですね。新発田市によれば建てられたのは1951年(昭和26年)で今年でちょうど70年。終戦から6年なので敗戦の暗い雰囲気から復興・経済成長に向かっていたタイミングなのでしょうか。昔はこの市場だけでなく廻りにいろいろあって賑わっていたんだそうです。川の上に建てられた施設というのは全国的にも珍しいそうで、こういうレトロ系が好きな人には有名なスポットだったとか。

・・・というウンチクは帰ってきてから調べたもので、行くまでは単にボロ・・・じゃなくて古い建物というだけで行きたいリストに入れていたに過ぎず、ウチから新発田ってそんなに遠くないのでいつでも行けるし、新発田方面に行くことは度々あるにしてもあの辺の市街地周辺まで行くことはあまりないので、まぁいずれ・・・とずっとスルーしてたんです。

それがこの前の土曜日、なんとなくそろそろ行ってみようかとこのためだけに新発田まで行ったんですよ。目的地に近付き、新発田川の水路沿いの小路に入ったら雰囲気でそろそろだってわかります。しかし、行けども行けども市場は見当たらず、水路沿いの小路が終わってしまいました。

実は、6月に最後まで残っていた乾物屋さんが閉店して、先週の頭から解体されてしまったんだそうです・・・・。

あと1週間早く行ってれば間に合ったとか、残念すぎるんですけどっ!!

新発田市 公設鮮魚市場

ストリートビューではまだ営業している様子が見てとれます。

70年の歴史を刻んだ佇まい、たまらなぃ・・・・。

これも次の撮影時には撤去されて何もなくなった画像に差し替えられちゃうんですよねぇ。

 

思えばこれまでにも、行こうと思ってたイベントが終わっちゃったり、買おうと思ってたパーツが廃版になったり、会おうと思ってた人が引っ越したり、あの時もっと早く・・・・と思い知らされたケースというのは何度もあったはず。なのに学習しないんですねぇ。

コロナ過の今はどこかに出かけたり人と会ったりするのもなかなか思うようにはいきませんけど、いつまでもそこにあるなんて思ってると今回みたいなことになるので、可能な範囲で悔いの残らない生活をしたいですね。

 

コロナワクチン接種券

先日、我が家にもようやくコロナウイルスワクチンの接種券が届きました。

黄色い封筒の接種券と、接種のお知らせという圧着ハガキ、それぞれ4通。もちろん両方とも新潟市の保健所からの発送。お知らせは接種券に同封すればいいし、同居の4人家族なんだから4人分を1通にまとめればいいよね?新潟市民全員にこれやってたら通信費いくらかかる?そのコストって私ら納めた税金から出るんだし、ただでさえ税収面で苦しいんだから、そういう細かいところから削減していかないといけないんじゃないですかね?接種券配布コストのせいでコロナで困ってる人の支援に回す財源がないなんてなったら本末転倒ではないかと。

ちょっと脱線しました(笑)

で、接種券が届いたはいいのですが、現時点で新潟市では優先順位に該当しない59歳以下の予約はまだ始まっておらず、最近ニュースになったワクチンの供給不足も関係してくると思うので、私たちがいつ接種できるのかはまだわかりません。1回目の目途すら立ってなければ2回目終われるのはいつになることやら。看護大学生の娘は大学で集団接種という話もあるんですが、それもワクチンの供給状況次第かもしれません。

関東などに比べたら新規感染者がまだ少ない新潟でも、今後デルタ株が拡大してくると一気に増える可能性もあります。そんなことになる前に接種率を上げられるように協力はしたいと思ってますけど、自分じゃどうにもならないことなので、順番来るまで大人しく待つしかないですね。