市役所にて

お昼12時から市役所前にて抗議の声を。

 

市長に会うため市役所内へ。

 

秘書課で足止め。市長不在のため秘書さんに要請書を口頭及び文書にて。

 

すったもんだの果てに施設課H補佐や秘書課課長補佐らを交えて山本さんの交渉にこぎつける。

山本さんは地元との公害防止協定を無視して放射性物質を含む
ゴミを焼却することは「法律違反」とはっきり断言。

数々の現場を取材してきた山本さんの言葉は一つ一つが重い。

これだけ多くの市民(恐らく40名くらいはいたと思います)が足を運び、
事前に申し入れを行っていたにもかかわらず
相変わらず市民から逃げている篠田市長は
市民の声に、山本さんのアドバイスに耳を傾けるべき。

 

今夜は亀田清掃センターで市民主催説明会があります。

山本さんの講演は一人でも多くの方に聞いていただいて、
全国の焼却施設で起きている恐ろしい現実を知っていただきたい。

今、行われようとしている愚策は、実行されれば後に市民を苦しめ、後悔させる。

それを阻止するのは我々市民です。

一人一人が知り、声を上げましょう。

 

では、今夜7時に!!

市民主催説明会にて

 

土曜の夜、新田清掃センターで行われた第4回市民主催説明会に行ってきました。

特別講師としていらっしゃった関口先生はこれまで数々の公害訴訟にも関わってきた方とのことで、講演ではとても優しく温厚な口調で話されていましたが、その口から語られる数々の事実は非常に重い内容でした。

 

バグフィルターは常に一定の性能を発揮するものではなく、いい時は99%取れる時もあるがそうでない時の方が多いということ。

バグフィルターを抜けたその先でも多くのばい塵がすり抜けて大気に放出されていること。

焼却施設では灰の管理がずさんであること。

排ガス測定は都合のいいデータを出す八百長であること。

三条市の試験焼却でも周辺土壌の汚染が確認されていること。

まだ震災瓦礫が持ち込まれていない新潟市の焼却施設周辺で既に放射性物質の二次汚染があるということ。

岩手県では10000ベクレル/kgを超える一般ゴミの焼却灰が出ていること。

赤塚第3処分場で遮水工が破損している可能性を示すデータが出ていること。

 

などなど、震災瓦礫受け入れの是非以前の様々な問題が指摘されていました。

中でも現時点で二次汚染が起きているという点についてはTwitterでフォローしてる方の中でも度々指摘してる方もいたし私自身も強い懸念を抱いていましたが、やはりそれは事実としてあることがわかったのは重く受け止めたし、素人では難しかったバグフィルター99%説を否定する明確な証明も専門家によって明らかにされたことは瓦礫ウンウン以前に現状の一般ゴミ焼却においても汚染を拡大させない対策が必要であると確信させるものでした。

山の向こうに比べたら奇跡とも言えるくらい汚染が軽度で済んだ新潟でも、決して汚染がゼロなわけではない。

日々出される一般ゴミにも放射性物質は含まれていて、それが確実に濃縮・再拡散を招く。

これは新潟や瓦礫を受け入れているor受入予定の自治体だけの話ではないということです。

日本国民全員が知るべき!

 

説明会の様子はUSTの録画があります。

説明会自体は3時間超という長いものなので、時間の取れない方は関口先生の講演(開始1時間1分あたりから1時間ちょっとです)の部分だけでもいいです。

ぜひ・・・・いや、必ず見て、事実を知ってください

2012年11月17日 市民主催の震災瓦礫受け入れ説明会|Ustream.tv

 

あと・・・・・

今回の説明会でも廃棄物施設課のH補佐が出席されていて、毎度のように回答にならない回答をされていましたが、説明会内でも声があったように、H補佐が何度出席されても明確な回答は得られないし、H補佐を責めても状況は何も変わらない。

市民の生活や健康に大きな影響を及ぼしかねない重大な事案であるのだから、それについて明確な回答や判断ができる権限を持った人が出席すべきで、それは篠田市長でもいいし、篠田市長が廃棄物施設課に全権丸投げと言うなら施設課のトップでもいいから、権限を持つ者が市民と直接向き合い、声を聞き、その上で回答なり判断なりをするべきです。

市民と直接対話もせず、地元住民との公害防止協定を無視した上で、瓦礫焼却を強行するのは完全なる暴挙であり越権行為、法律違反です。

また、市議会で瓦礫受け入れに賛成した議員も市民の信任を得て議員になっているのだから一緒に説明会に参加して少しは勉強されたらどうか。

市長も市議も、マトモな人間ならば関口先生の話を聞いたらとてもじゃないが瓦礫焼却に賛成なんてできないと思います。

 

21日(水)には亀田清掃センターでも第5回市民主催説明会があります。

午後7時からですので、お時間取れる方はぜひご参加ください。

 

市民主催説明会

有毒な鉛と水銀が基準値を超えたけど大丈夫なの?
そこで震災瓦礫を燃やしても大丈夫なの?
一緒に考えましょう!

新田清掃センターに人体に有害な鉛を基準値以上含む灰が2,129トン保管されていることをご存知ですか?安全に再処理するのは難しく、いまだ未処理のままです。さらに:焼却灰から水俣病の原因となつた水銀が基準値以上検出された事も判明しました。このような重大な問題が未解決のままで、放射性物質等を含んだ震災瓦礫を安全に燃やす事などできるのでしょうか。専門の先生と新潟市の職員を招き、詳しい話を聞いて、一緒に考えてみませんか?

日時:11月17日(土)19:00~21:00
会場:新田清掃センター(アクアパークにいがた隣・新潟市西区笠木3644-1)
※清掃センター建物左側の入口からお入りください。職員の方の誘導があります。
参加費:無料(申込不要)
※今回の説明会は、皆様のカンパで賄われます。当日、みなさまのカンパのご協力をお願い致します。

 

今夜です。

この時間に書いて「よし、行く!」という方は少ないかもしれませんが(汗)、ご都合つく方はぜひご参加ください。

21日(水)には亀田清掃センターでも市民主催説明会があります。同じく午後7時からですので、そっちの方が都合がいい方はこちらへどうぞ。

 

篠田市長は来るのかなぁ?

ビビりだから来ないだろうなぁ。

平行線

今日、廃棄物施設課に電話。

試験焼却反対の意思だけ伝えて手短に切るつもりが結局小一時間も話してしまった。

が、話の内容はずっと平行線。

施設課の担当者さんは「漏れません」「基準値以下」「安全です」の繰り返し。

実害が起きたら誰がどう責任を取るのか回答を求めても国が国がと繰り返すばかりで具体的な中身はナシ。

国でも市でもいい、やることに対する責任を明確にし、それを明示できないのならやるべきではない。

責任の伴わない行動は正に無責任。

燃やしました。漏れました。あとは国がなんとかします。では誰も納得しない。

原発作りました。処分場がありません。でも原発は続けます。みたいなもんじゃないか。

それじゃ最終的な責任は野田総理が取るのかの問いに担当者さんは「そうなると思います」と言ったが、野田総理がこれまでに何か責任ある行動をしたことがあったか?

まして因果関係の証明が難しい放射性物質被害は屁理屈並べて逃げられる可能性が高い。

結局誰も責任なんか取らないし、取れっこない。

金払えばいいってもんじゃないんだぞ?

で、ここまで話が来るとまた「漏れません」「安全です」の繰り返しに戻る。

100%漏れなくて安全だって言う絶対の自信があるなら責任の所在くらい明らかにできるだろう。

責任取ること自体が起きないんだから。

やると言い出したのは篠田市長なのだから、全ての責任は篠田市長が取ると言えばいい。

でもそれは言わない。

言えないのは自信がないからじゃないのか?

担当者さんからは最後まで得るものもないまま、これで1時間。

 

何なんだ、こいつら。

自分が何をしようとしてるかわかってんのか。

もし実害が起きたら市長も市職員も焼却場職員も加害者になるんだぞ?

 

ヘラヘラ笑ってんじゃねぇ。

新潟市は試験焼却を中止せよ

本日、新潟市の篠田市長が試験焼却の実施を発表した。

以下、新潟日報netparkより抜粋。

新潟市の試験焼却、27日から|新潟日報netpark

新潟市は12日、東日本大震災で発生した岩手県大槌町の震災がれき受け入れについて、試験焼却を27日から始めると発表した。焼却予定量は2施設で計21 トン。22日にJR東新潟駅に隣接する新潟貨物ターミナル(同市東区)にがれきを積んだコンテナが到着し、試験焼却まで仮置きされる予定。
亀田清掃センター(江南区)は27日の午前8時半から14トンを焼却。新田清掃センター(西区)では29日午前8時半から7トンを燃やす。両施設とも、がれきの17~30倍の量の一般ごみと混ぜて24時間焼却し、放射性物質や重金属の濃度などを測定する。

当然、私はこれに断固反対し、新潟市には試験焼却の実施を中止するよう求める。

新潟市に先だって三条市と柏崎市で既に試験焼却が行われ、灰に含まれる放射性セシウムの濃度が受入基準を下回ったことから焼却には問題ないというような判断がされているようだが、とんでもない。「未来の生活を考える会」が三条市での試験焼却前後に測定した結果では、ほぼ全ての測定地点で焼却後に線量が上昇している。薄めて燃やし、量も少ない試験焼却故に数値としては僅かかもしれないが、少なくとも環境中に放射性物質が漏れていることは確実で、バグフィルターで99%以上取り除けるというのは証明するに至らない。

そして、これは新潟市の新田清掃センター・亀田清掃センターでも同じことが起こることを充分予見させるものである。

試験焼却と聞くとさも安全に気を配って行われると思いがちだが、決してそうではない。どれだけ漏れたことを隠せるデータを出せるかという言わば周辺住民の安全を蔑ろにした人体実験である。

このブログでも何度も書いているが、放射性物質はその総量が一番の問題であり、濃度で安全は測れない。燃やすのは1キロ2キロの話ではなくトン単位の話。例え濃度が基準値を大きく下回ってもそれを大量に燃やせば放射性物質が含まれる灰もそれだけ大量になるのは小学生でもわかる計算。しかし市もメディアも濃度ばかり前面に出して「安全」とアピールするだけ。これは言葉のごまかしに過ぎず、真に市民の安全を考えてのことではない。

さらに新潟市はこれまでにも基準値超の鉛や水銀が含まれる灰を埋め立てたり、バグフィルターの破れを3ヶ月も放置するなど、瓦礫焼却ウンヌン以前に安全管理体制に疑問があり、こういうスタンスの市が放射性物質も安全に管理し、市民の健康や環境を守れるのか非常に疑わしい。

もっと言えば、三条市での飛灰測定値が焼却前23.5ベクレル/kg、焼却後24.4ベクレル/kgで焼却前後で大差ないと思われているが、もっと注目すべきポイントは震災瓦礫を含まない焼却前でも23.5ベクレル/kgあるということ。これは我々が日々出している一般ゴミもそれなりの汚染が既にあるということを証明しており、つまり瓦礫を受け入れるという以前に新潟県内から出る一般ゴミの焼却でも放射性物質拡散を防ぐ手立てを講じる必要があるということで、これについては私も新潟市の廃棄物施設課に電話して改善を要望したが未だ反映されておらず、電話した時点では排ガスの濃度測定すら行われていなかった。なぜしないのかと聞けば「測定項目にないから」との返答で、福島第一原発事故を経験してもなお新潟市は市民を守る視点には立っていないと痛感した。

こうした安全に配慮のない市が市民の意見を無視して試験焼却を行なえば、必ずや安全をアピールするためのデータを揃え、本焼却も強行するであろう。

亀田清掃センターの1日の処理量は最大390トン。23.5ベクレル/kg×390000で1日あたり916万5000ベクレル、1年フル稼働なら33億4522万5000ベクレルが焼却され、その一部は排気筒から環境に放出されるのです。

一度環境の放出された放射性物質を回収するのは事実上不可能。

そして、既に瓦礫焼却を行っている自治体で「安全に」焼却が行われているところは1ヵ所もない。

汚染されれば新潟市も長岡市も三条市も柏崎市も新発田市も全て終わる。誰も責任は取らない。泣くのは市民である。

瓦礫広域処理にあまり関心のない方も、それほど危険だと感じていない方も、自分や自分の家族の健康、突き詰めれば命に係わる問題だと認識してほしい。そして声を上げていただきたい。

新潟市役所廃棄物施設課 025-226-1420
新潟市役所秘書課 025-226-2044
瓦礫受け入れ撤回を求める署名活動
第4回市民主催説明会開催

 

新潟市での試験焼却に断固反対します!