いよいよ明日は新潟市長選挙の投票日です。
期日前投票の投票率も上がってるそうで、このブログをご覧の方の中にも既に投票済みの方もいらっしゃるでしょうか。
私はあれから候補者3人それぞれの声を聞いたりして、やっぱり斎藤裕氏かなと思ってます。
昨日、テレビでも3人を取材したニュースを見ましたが、斎藤氏は現状で何が問題でそれに対してどうするのかという政策を具体的に示しているのに対し、篠田・吉田両氏は「○○な新潟市を目指したい」とか「○○に取り組みたい」とか、自分の希望は言うけどそのために何をするのかがイマイチ見えて来ず、とっても曖昧な印象で今後4年間の新潟市のビジョンってのが思い描けません。
あと、BRTに関しては吉田氏も反対を主張してますが、これはこの前の記事を書いたあとで知ったのですが市議時代は賛成していたそうで、今このタイミングで反対するなら市議会でストップかけてくれよと思わずにはいられません。所詮、その時その時の状況次第で主張を変える二枚舌ってことでしょうかね。このことで吉田氏は完全に選択肢には入らないです。
明日投票行く方は、それぞれの主張をもう一度よく知っておいた方がいいですね。
また、若い人たちは選挙そのものにあまり興味・関心を持たないと思いますが(私も昔はそうでした)、なんとなくぼんやりとしたイメージでもいいので今後4年間の自分の未来を思い浮かべてください。
今、独身のあなたも、来年には結婚して再来年には子どもが生まれているかもしれない。今は子育てにまったく関わりがなくても4年後には当事者になって、新潟市の子育て支援策に一番関心を持つポジションになっているかもしれません。そう考えると候補者の子育て政策も無関心ではいられませんよね?
今、どこかの会社に勤めているあなたも、今後4年間の間に実家に戻って農業を手伝うことになってるかもしれない。米単価が下がってる現状に「オヤジも大変だなー」とどこか他人事だったのが、4年後には「なんでこんなに安いんじゃぁ!」と切迫したポジションになっているかもしれません。そう考えると候補者の農業政策も無関心ではいられませんよね?
その他にも経済・雇用・医療・福祉などなど挙げたらキリがありませんが、市民は誰でも市政の何かに関わっているのですから、自分の関わる(またはその可能性のある)ジャンルだけでも候補者がどのように主張しているのか、票を入れる前にチェックしておくとベターじゃないかなぁと思います。
それに、少なくとも有権者のほとんどは市に税金納めてるんですから、自分の納めた税金が正しく市民に役立つことに使われているのかは少しは関心持った方がいいでしょう。BRT導入するために税金納めてるわけじゃないですよね?
よーく考えて、あなたの一票をムダにしないでください。
デモや集会に参加するだけが個人でできる政治活動じゃありません。一票投じる権利を行使することこそが誰でもできる一番のベースとなる政治活動です。政治活動なんて言うと大袈裟ですかね。でも、自分の住む街の舵取りをするリーダーを選ぶのは政治家でも政党でも企業でもなく我々市民ですから、市民が望む政策を進める方に投じれば市民が望む街に変えていけるのです。5分10分で終わる投票くらい棄権せずに行きましょうね。