信頼できるパイロット

今日、新潟県議会議員選・新潟市議会議員選などの統一地方選挙が告示されました。

早速各党の広報車が走り回ってるようで、ウチの近くでも何度か声が聞こえました。

しかし衆参議員選挙に比べて地方選挙ってあんまり盛り上がらないですよね。

争点となるのは新潟ならせいぜい柏崎刈羽原発の再稼動についてとかそれくらいだし、もう動き出してるBRT計画も今さら反対を訴えても遅くね?って感じだし。

きっと投票率も低いんでしょうねぇ。

 

話は変わって、

この前ジャーマンウイング機墜落という痛ましい事故がありました。

報道では副操縦士の乗客を道連れにした自殺の可能性という話もあったりして、まだ捜査段階で原因は確定できませんが、恐ろしい話だと思います。

機長が締め出され副操縦士一人になったコックピット。外からは何もできず、操縦桿はイカれた副操縦士に委ねられ、生きるも死ぬも副操縦士次第。当初から乗客を道連れにするつもりだったとすれば、より多くを道連れにする気になれば都市部や住宅地、あるいは原発建屋めがけて突っ込んでより甚大な被害を起こすこともできた。

たった一人に操縦桿を支配されただけで多くの方々の運命までも握られてしまう。

もちろん普通のパイロットはそんなことは考えず、乗客を安全に目的地に運ぶことを使命とし、乗客もそれを前提に信頼しているわけです。

そんなことを考えていたら、私はこの事故がこの国の現状とオーバーラップして見えました。

 

日本という大きな飛行機に搭乗した私たち国民。操縦桿を握るパイロットはもちろん安部総理です。安部総理が乗客の安全を何よりも優先して操縦してくれていればいいのですが、取り巻きの意見も無視して暴走したらジャーマンウイング機の二の舞です。墜落を避けようにも安部総理はコックピットの扉を閉ざし、乗客の声は届きません。いや、そもそも安部総理はコックピットに乗っておらず、安全なところで飛行機をリモートコントロールし、乗客を前線に送り込むつもりなのかもしれません・・・・・。

 

超怖いんですけどっ!!

でもこの国の現状はあながち外れてはいないのかも。

国の操縦桿はイカれた総理に握らせてはダメです。

 

話は戻って、

国でも地方自治体でも、リーダー次第で行き先は大きく変わります。

新潟市議会においては、これは個人的な気持ちですけど、震災瓦礫広域処理の時に一部の市議からその危険性について警鐘が鳴らされていたにもかかわらず、多くの市議は不勉強なまま安易に受け入れに賛成し、中には「市民が少しくらい被曝しても構わない」と述べていた市議もいました。震災瓦礫広域処理については今でも賛否あるかと思いますが、その是非ウンヌン以前に何よりも市民の安全を優先して考えない市議会なんて無能以外の何者でもなく、そういう方々に自分の住む市の操縦桿は握らせたくありません。

 

そして、

我が新潟市東区からは人を想えるマトモな男が立候補します。

中島志門

現在、私がバイクでお世話になっているCORE CREWのボス、中島志門。

正直、彼とはそんなに多く会っているわけではありません。しかし、一度でも話せばどういう人なのかがよくわかる。人を惹きつける何かがあるんでしょうね。実際、彼の周りには彼の魅力を知る多くの人たちがいて、東日本大震災以降続いている被災地支援にも多くの仲間が賛同して同行しています。口先だけの男ならこうはならないでしょう。

彼についてはこちらのページをご覧ください。⇒中島志門

 

自分の乗る飛行機の操縦桿を握るパイロットは誰がいいか。

誰しも自殺願望のあるクレイジーより、乗客の安全を何より優先するパイロットに操縦してもらいたいですよね。

そう思えば決して地方選挙でも他人事ではないはず。

 

新潟市議会でも人を想える信頼できるパイロットが増えてくれるといいですね。

 

桜

西日本から関東にかけて徐々に桜の開花が伝えられています。

事務所前の桜の木にもぷっくりとした蕾が。

あとどれくらいで開花でしょうかねー。

入学式のタイミングに合うといいなぁ。

 

ところで、

事務所の前から見える桜の1スパンお隣の桜。

1月の雪で一番高い枝が折れてしまっています。

 

桜

桜

 

折れて逆さまになってもなお蕾を付ける桜の生命力。

ちなみにこの折れた枝の蕾、下向きに開花するんでしょうか?(謎)

 

相席屋

相席屋

今朝のめざましテレビで「相席屋」というお店が紹介されているのを見ました。

お店側も「婚活応援酒場」と銘打ってるように、文字通り異性のお客さんを意図的に相席させるという居酒屋で、簡単に言えばお店側で合コンをセッティングしてくれるようなもの。

お見合いパーティーや街コンのような規模の大きいイベントに参加しなくても見知らぬ異性と気軽に知り合えるこのシステム、単純な発想のようでいて意外と思いつかなかったいいアイディアじゃないかと思いました。

恋愛に奥手な草食系男子が増えてるという話も聞きますが、出会いの機会が増えればいい相手と巡り合えるかもしれないし、カップルにならなかったとしてもこういう場で異性と話すことでコミュニケーション力もアップして後の恋愛に役立つかもしれない。ま、場数こなすのはいい事ですしね。

昨日の2015年度県予算案のニュースで泉田知事は「未来への投資として結婚を希望する人を積極的に支援したい」と県として婚活事業に力を入れていく方針を表明、その中で保険外交員さんに「世話焼きさん」になってもらって出会いの場を増やしていくという計画があったのですが、正直な印象としてこの話にはちょっと「?」という気がしました。保険外交員がそんなのやってくれるのか、具体的にどういうセッティングをするのか、そもそも保険屋さんが来てないフリーターや個人事業の人はどうするのかなど、いつも冴えてる泉田知事にしてはちょっとズレてる(笑)ような気がしますね。

だったら相席屋のようなコンセプトのお店を新潟県内に開業してもらって、何だったら10代でも利用できるカフェスタイルでもいいし、そっちの方が県内経済のためにもいいんじゃないかなーと思います。

しかし、昨日も三条市でのお見合いイベントをテレビでやってましたけど、彼氏彼女を見つけるのに行政やメディアの力を借りないとできないってのは何とも情けない話のように思いますねぇ。

独身男女~、がんばれ~。

 

民主主義の崩壊

新潟市が今年夏の導入を目指すBRT計画について2回目のアンケート調査で、計画へ反対が約47%と前回調査より10ポイント強減ったというニュースがありました。ただし、賛成は約35%で今でも反対意見の方が多く、しかも調査に回答したのは前回の半数ほどと、いいこと並べた誘導調査を繰り返しても反対を超えることはなく、そんな調査に調査対象者もいいかげんウンザリってことでしょうか。調査対象人数も初回が5270人に対して回答を得たのは1901人、その1901人に2回目の調査を行って回答得たのは1043人って言うんですから、対象者の約1/5しか付き合ってない現状は調査としてほぼ無意味のように思います。新潟市の人口、約80万人ですよ?1/800って母数が少なすぎでしょ。

BRTについては以前から反対または懐疑的な意見が多く、とても市民の理解が得られているという状況にはありません。昨年の新潟市長選挙でも結果的にはBRT推進の篠田市長が再選しましたけど、BRTに反対する他の2名の得票を合わせると篠田市長の得票を大きく上回るわけですから、ことBRTに関してはあの市長選であらためてNoが突きつけられたと言っていいでしょう。しかしやると決めたら戻れない篠田市長、事実上形だけとなったアンケートも「した」という事実が欲しいだけで実際に理解が得られようが得られまいがBRTは予定通り導入する流れ。初めから結論ありきの横暴ぶりは民意に沿ってるとは到底思えません。

 

有識者で作る日本学術会議が原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のごみの処分について「再稼働を進めるなら、政府はごみ処分方針について国民に明確なプランを示す必要がある」と再稼動まっしぐらの政府に釘を刺しました。放射性廃棄物については昔から「トイレなきマンション」と言われてきたように、その処分方法が決まらないまま原発は建設され、放射性廃棄物は増える一方です。これまでに発生した放射性廃棄物の行き場もないのに再稼動すればそれは更に増えることとなり、根本的な前提としてまずはトイレをどうするかを決めなければならないのですから日本学術会議の提言はまったくの正論だと思います。

しかし安部政権は「原発は重要なベースロード電源」と繰り返し再稼動の方針を変えようとはしません。規制委員会も津波被害想定も活断層についての判断も甘く、事故が起きた際の避難計画については自分たちの仕事の範囲外と無責任に地方丸投げにして続々と再稼動にGoを出そうとしています。福島第一原発事故の収束もままならないのに再稼動なんてそもそも論外だと思いますが、原発推進に反対の声が多く、専門家から苦言が出ているにもかかわらずポーズだけで結局は再稼動ありきで物事を進める横暴ぶりは民意に沿ってるとは到底思えません。

 

沖縄では名護市長選挙、沖縄市長選挙、沖縄知事選挙、衆議院選挙など、数々の選挙で辺野古の基地計画反対を訴える候補が当選したにもかかわらず、安部政権は「普天間の危険除去は辺野古移設以外にない」と頑なにこれまで通りの移設計画を推進しています。キャンプシュワブのゲート前で抗議する住民には沖縄県警が不当逮捕、海上で船に乗って抗議する住民には海保が暴力行為、美しい辺野古の海にはコンクリートブロック投入でサンゴを破壊とやりたい放題で、当然沖縄県民は強く反発しています。コンクリートブロック一発やられただけでサンゴが元に戻るのに何年かかると思ってるのでしょう。

普天間にも辺野古にも関係ない村長選挙でたまたま反対派候補が当選したってレベルじゃなく、数々の選挙で示された基地はNoという大きな民意。安部総理は「今後も地元へ説明をして理解を得ていく」と言ってましたが、それならばまずは工事を一時中断し、地元への説明をするのが先。それで理解が得られてから工事を始めるべきでしょう。なのに結局は移設ありきでケガ人出したり環境破壊までして強引に工事を進める乱暴振りは沖縄県民の民意を完全に無視していると言っていいでしょう。

辺野古

 

民主主義について細かい話しはいろいろあると思いますが、ざっくり言えば「主権者は民衆」ということですよね。国会議員や自治体の長は民衆の代表であり権力者ではないはず。民衆の意見を取りまとめていくのが仕事で、民意と違う方向に進めていくのが仕事ではありません。

なのに、イカれたリーダーは独裁者のように自分の意のままに物事を進める。

民主主義の崩壊なんて言われるのは今に始まったことじゃないけど、ここ数年、特に安部政権になってからはその余りのヒドさが目に付きます。

そろそろ暴動が起きてもいい頃だと思うんですけどっ!

まぁ日本じゃなかなかそういう動きにはなりませんよね。それが正しい方法とも思わないし。

でも、我々にはイカれた独裁リーダーを引きずりおろす手段があります。

そう、選挙権です。

ホントは去年の衆院選で沖縄のように自公に鉄槌食らわせておけば多少はマシだったのにと思うのですが、過ぎたことをあーだこーだ言っても始まらない。

この春には統一地方選挙があります。地方の県議・市議にもいますよね、民意そっちのけで好き放題やってるのとか、私的に政務活動費使ったのはバレて号泣してるのとか。そういうクズにはとっとと退場してもらって、ちゃんと民意を汲んでくれる方に地方から変えていきましょう。

じゃないと、あと数年でとんでもないコトになっちゃいますよ。

いや、マヂで。

 

政治家のSNS活用法を考える

SNS

タイトルは偉そうにつけてみましたけど、単に個人的考察というか見解というか、まぁ独り言みたいなもんなので、そのつもりでお読みください。

 

この4月に統一地方選挙があります。

今や選挙においてWebやSNSの活用は欠かすことができないものになってきて、ここをいかに攻略するかが得票に影響する一つのファクターになっているように思います。

現在、日本で主流のSNSと言えばTwitterとFacebook。他にもmixiやGoogle+、GREEなどがありますが、ユーザー数や認知度の点においてTwitterとFacebookが2強状態と言っていいでしょう。

政治家さんでも個人のアカウントや政党・支持団体のアカウントを駆使して選挙期間中は一所懸命発信してる方は少なくありませんね。

ここでSNSを使う目的としては「候補者の政策・主義主張をいかに多くの有権者に知ってもらうか」がポイントで、逆にそれ以外に使う理由はあまりありません。

その点でTwitterとFacebookを考えてみると、

Twitterは基本的にツイートを読みたい人を勝手にフォローする(できる)メディアで、相手からのリフォローはそれほど重要視されません。芸能人やスポーツ選手など、気になる人をフォローして片思いでも楽しめるのが一つの特徴かと思います。また、自分がフォローしてない人のツイートでも面白かったり役に立つ情報だったりすると色んな人がリツイートすることで拡散力、あるいは情報収集力が高いというのもTwitterの特徴かと思います。

対してFacebookは個人対個人の両想いが基本という色が強く、また、ユーザーの公開範囲が限定されているケースも少なくないという点で、既に友達になっている人には届くけれど拡散力としては少々弱めかな、というのが私の印象。

つまり、
Twitterは新規のファンを増やすツール、
Facebookは既存のファンを大事にするツール、
とも受け取れます(やや乱暴な括りですが)。

これを「候補者の政策・主義主張をいかに多くの有権者に知ってもらうか」で見れば、自分を知らない人、政策を知らない人にアピールするにはFacebookよりはTwitterの方が向いてるのではないでしょうか。

 

では、実際に私自身がTwitterでフォローしている政治家さんのツイートを見ていて感じた事例をいくつかご紹介します。

 

まずは山本太郎。この方はもうTwitterを主にネットで育ったと言っても過言ではないでしょう。アンチも多い代わりに熱心な支持者も多く、リツイート率も非常に高い。3.11直後から様々な現場に出向くことも多くて、そこからのリアルタイムなツイートは正にTwitterの特徴を最大限に活かしています。ツイキャスでの中継が多いのもTwitterと絡めてうまく活用してると思います。ただ、感情的になる部分も多々見られ、そういうツイートはアンチに利用されたりするので、スルースキルも必要になってきますね。全体的には選挙期間中だけでなく日常的に使いこなしているので政治家アカウントとしては参考になる部分も多いかと思います。

続いて三宅洋平。この方は現時点で政治家ではありませんが、山本太郎と連携して政治活動してたのはご存知の方も多いでしょう。Twitterの使い方としては山本太郎と類似する点も多いのですが、政治活動のみに絞ってツイートしているわけではないので、彼の音楽やビジネスのファンではなく政治活動面のみ支持してる方にとってはやや雑音が多いと感じるかと思います。実際に私も2013年夏の参議院選挙に立候補してたあたりはフォローしてたのですが、大事なツイートは誰かがリツイートしてくれるだろうと、その後はリムってます。リムられるのを防ぐには、発信する情報のジャンルが多岐に渡る場合はフォロワー層を限定させるためにアカウントを分けるというのも一つの方法ではないかと思います。

続いては昨年新潟市長選に出馬した斎藤裕。この方の場合はご本人のアカウント(今はもうないのかな?)よりもそのスタッフが一所懸命ツイートしてたのが非常に印象的でした。市長選では最下位に終わったものの得票では3者拮抗という善戦を繰り広げられたのは、早い段階で明確にBRT反対を訴えていたのが大きいのと同時に、有能なスタッフによるWeb・SNS戦略が支持を広げた一因ではないかと推測します。当選した篠田市長はSNSを一切やらず、次点の吉田孝志はアカウントはあるもののほとんど活用せずといった状況でしたので、尚更でした。ただ、こちらのスタッフさんのアカウントは三宅洋平どころじゃないくらいに雑音が多い(笑)。スタッフに徹して政策や街頭演説情報に絞ればいいものを、どうでもいい雑談レベルのツイートもハンパなくするので、その面で斎藤さんの支持者にすらリムられるという逆効果も生んでいたのではないでしょうか。政治家アカウントの場合はプライベートな個人の面と政治家としての主張は分けた方が無難でしょう。

最後に我らが新潟県の泉田裕彦知事。私が今まで見てきた政治家のTwitterアカウントの中ではダントツで素晴らしいと思うのが泉田知事です。まずは内容。新潟県知事として必要最低限の事務的なものが多いのですが、意見を述べる場合も個人としてではなく知事としてのスタンスが一切崩れず、また、柏崎刈羽原発についてや原子力規制委員会に対する姿勢も一切ブレることなく一貫していて、それ以外の雑音的なツイートや他者のリツイートはほとんどありません。県民第一の姿勢と高い知識に裏付けされた説得力のあるツイートは共感を得ることも多くリツイート率も高めです。さらにツイートの頻度。多すぎてもウザいし、少なすぎると誰も見ないもんですが、この頻度がとても絶妙なバランスで見る側にストレスを与えず、また、タイミング的に見逃したツイートも重要なものはリツイートされるので時間差でタイムラインに現れたりして結果的に知事のツイートは多くの方の目に止まることになります。今日時点でフォロワーが4万3千弱と地方の県知事としては非常に多く、県外のファンが多いのも泉田知事アカウントの特徴です。

 

こうしてそれぞれを見てみると、政治家さんがSNSをどう活用していくのが効果的なのか、ちょっと見えてくるような気がします。

 

もちろんTwitterやFacebookだけあればOKということではなく、文字数や公開範囲の限定されるSNSはどちらかといえば補助的な役割で、政策や意見はホームページなりブログなりでしっかり伝える必要があるのは言うまでもありませんし、選挙期間中だけ一所懸命になるのではなく、常日頃からブレない主張を続けるのも大切でしょう。

ローマは一日にして成らず。選挙も選挙期間中だけでは成らず、です。

統一地方選挙までもう日が短いのですが、今からでも早急にWeb・SNS戦略を展開していくのがベターですね。アカウントすら無いなんて論外です(笑)。

 

あと、候補者ご本人が注意するべき点としては、Twitterのフォロワー数やFacebookのいいね!の数はあまりアテにならないということです。たくさんリツイートされてたくさんいいね!されると自分がと~っても支持を得ているように錯覚するもんですが、それらが全て得票に繋がるとは限りません。SNSで支持してる人が全て自分の選挙区内に住んでるわけではないし、そもそも投票にすら行かない人も多いんですからね。SNSの反応を見て当選間違いナシと確信持ったのに惨敗したって例はいくつもありますので過信は禁物。むしろSNSで見えてない範囲にも支持を集めるような日々の努力が欠かせません。

 

と、4月の新潟市議会議員選挙に出馬する東区のある方への私なりのアドバイスの意味も含めて今日の独り言でした。

ちゃんちゃん。