1ヶ月くらい前、実家に寄った時に母から「これ持ってって」と私の子どもの頃のアルバムを渡されました。
つまりジャマだから自分チに置けってことですな(汗)
実家に置いといても仕方ないもんねぇ。
ウチに持って帰って子どもたちと見た久しぶりのアルバム。
親父もお袋も若けぇ。
今の私より若い時だもんなぁ。
実家の廻りの風景や走ってるクルマもまるで今と違う昭和40年代の風景。
で、アルバムの中に記憶の片隅にあったあのクルマの写真もありました。
親父が知人から借りてきたカマロ。
撮ったのはたぶん77~78年あたりだと思います。
この頃だとディーラー車ですよねぇ。「新33」ナンバーですよ。親父のお友達は新車で買ったんでしょうか。
さすがに年式もグレードもわかんないけど、V8のデロデロというエンジン音は微かに記憶があります。
借り物のくせにやたら親父が「すごいだろ」と自慢してたのも憶えてるんですけど、当時親父がアメ車に興味があったはずもなく、スーパーカー全盛期にクルマに夢中になってた息子を喜ばそうとしたんでしょうね。当時の親父世代にとってアメ車はまた別の思い入れもあったかもしれません。
しかし、息子の興味はカウンタックや512BBであって、アメリカのヘッドライトがパカパカしたりドアが上に開いたりもしないただデカいだけのカマロは正直「で?」って感じでした。「スーパーカー大図鑑」みたいな本に一応載ってて一応名前は知っててもその程度。トランザムとかコルベットもそんなもんでした。
で、借りてきた猫のように記念写真に応じる少年D-Style。
借り物のボンネットに乗ったらアカンでしょうに。
もう、やりたい放題ですな。
結局このカマロは近所をちょこっとドライブしただけですぐに返しちゃったと思います。
よっぽど私のリアクションが悪かったのでしょうか。
喜ぶだろうと思ってしたワリに子どものテンション低かった時のさびしさは実際自分が親になってみるとよくわかるものです。
すまん親父。
でもお陰で40過ぎてもシャコタンワーゲン乗って喜んでる痛いおっさんになれたよ。
天国で嘆いていないことを祈る(^^;)