水曜日のカンパネラ / 一休さん

 

Mステなんかで何度か見たことはあるんですが、まぁいろいろとブッ飛びすぎててイマイチ付いていけない感が強い水曜日のカンパネラ。

なんだけど、最近結構な頻度でこの「一休さん」がラジオで流れるもんだから、つい頭に残ってしまいました。

いっきゅうさぁ~ん、ありがとサンキュ~~

いっきゅうさぁ~ん、おつかれさぁ~ん

 

で、まったく知らなかったんだけど、水曜日のカンパネラはその他にも「千利休」とか「桃太郎」とか「松尾芭蕉」なんて曲も作ってて、まぁやっぱりいろいろと個性的だな、と。

 

賛否激しそうな気はしますが、このまま独自路線で突っ走ってほしいものです。

 

えんとつ町のプペル

お笑い芸人、キングコングの西野氏が自身の絵本作品「えんとつ町のプペル」を無料公開したことが話題になっています。

キングコング 西野 公式ブログ, LINE, お金の奴隷解放宣言。

 

えー、私は彼が絵本作家をしていたことも、絵本の内容も、絵本がバカ売れしてることも知りませんでした。なので、彼のブログに書かれていることのみしかコトの経緯を知りません。

で、2000円の本が買えない子どものために、という思いは評価しつつ、その上で思うことを。

 

以前にも似たような思いを抱いて書いた記事があります。

仕事の対価|D’s note

言いたいことはほぼ同じです。

「お金の奴隷解放」と聞けばとても美談に聞こえるのですが、これは誰もができることではありません。多くの絵本作家は作品を買ってもらうことで生計を立てており、それを無料にしたら生きていけません。

ちょっと意地悪な見かたをすれば、西野氏はお笑い芸人という本業があって、絵本作家を無料でやっても食いっぱぐれることはありません。更に自身の知名度と売れてる絵本の無料公開というインパクトでこれ以上ない宣伝効果を生むことができ、事実、無料公開してからAmazonでの売り上げが急激に伸びたそうです。また、自身の好感度アップという副産物も手に入れることができます。

ホント、意地悪な見かたですね。

そもそも、本人または親にネット環境があるお宅が2000円の絵本買えないの?

いやぁ、ホント意地悪だわ(笑)

でも、コレをやられると絵本作家だけで食ってる人はきっと困るでしょう。「西野がタダで公開してるのにアナタは金取るのか」なんて言う人も出てくるはず。絵本が無料で読めて喜ぶ子どもが増える一方で、その絵本を書く人が生活できずに絵本作家を辞めてしまい、良い作品が生み出されなくなるのでは本末転倒です。

 

画家・ピカソの面白いエピソードにこんなのがあります。

ある日、ピカソがマーケットを歩いていると、手に一枚の紙を持った見知らぬ女性がこう話しかけてきたそうです。
「ピカソさん、私あなたの大ファンなんです。この紙に一つ絵を描いてくれませんか?」
ピカソは彼女に微笑み、たった30秒ほどで小さいながらも美しい絵を描きました。そして、彼女へと手渡しこう続けます。
「この絵の価格は、100万ドルです」
女性は驚きました。
「ピカソさん、だってこの絵を描くのにたったの『30秒』しかかかっていないのですよ?」
ピカソは笑います。
「30年と30秒ですよ」

 

これはクリエイター関係者ではよく知られてる話。

30秒で書ける絵でも、それを書けるまでに多くの努力の積み重ねがあるということ。

前に書いたソプラノ歌手も同じだし、我々のようなデザイナーもデザインを生み出す努力や必要な機材・素材を買ったり表に出ないことはいっぱいあるのです。

 

西野氏が絵本を書くのにもちろん30秒で終わるはずがありません。ストーリーを考え、絵を描いて、それなりの時間と労力を割き、発色を再現するために特殊なインクにこだわったりして、ギリギリに頑張った価格が2000円。

ならば「えんとつ町のプペル」には最低でも2000円の価値があるのですから、そこは無料にせずに2000円で販売し続けた方がいい。もし、それでも2000円出せない子どもにも読んでほしいというならネットで公開するのではなく、2000円という価値は保ったまま絵本を全国の保育園や学校に寄贈すればいい。

才能があって、需要があるならば、その正当な対価は得るべきです。

 

もし、「キングコングのお笑いライブ見たいけどチケット高くて買えない」という子どもがいたら、西野氏は本業であるお笑いのライブもネットで無料公開するのでしょうか?

ああ、また意地悪(汗)

 

西野氏の記事の最後には『他のクリエイターに「西野はタダにしたんだからおまえもしろ」なんて絶対言っちゃダメよ。』と書かれてることから本人もわかった上での英断でしょうから、全てをこれにしろということではなく表現の一つの形として評価したいと思います。

 

 

SMAP解散

昨夜のSMAP×SMAP最終回、全部じゃないけど後半の27時間テレビのライブあたりから仕事の片手間に見ました。

結局最後の最後までスッキリしないまま終わってしまいましたね。

特にファンでもない私でも彼らのヒット曲の数々は知ってるし、多くの声援に囲まれながら歌い踊る彼らを見てると、本当にSMAPってたくさんの人に愛されてた国民的アイドルなんだなぁって思いました。

大昔の懐かしい映像とか、みんな仲良さそうに笑っているのを見せられて、この最終回が本当に解散に向かっての番組なのかわからなくなる。普通に年末の総集編スペシャルじゃね?SMAPって超仲良くて楽しいグループじゃね?って。

多くの人が解散を望んでなく、多くの人が存続を希望してるのに、どうして彼らが解散しなければならないんでしょ?

5人揃って歌うのが最後になった「世界に一つだけの花」

途中、中居くんの5本指でカウントするような振付には彼らの何かしらのメッセージが込められていたようにも見えたけれど、それ以外に歌い終わったあとに個々のコメントがあるわけでもなく、無言で深々と頭を下げたまま静かにカーテンが下りていく様は1月のお葬式のような謝罪コメントにも通じる気味の悪さを感じました。

あぁ、彼らには最後まで自分の言葉を発する自由すらないのか。

黒い圧力に押しつぶされるマリオネットでいなければならなかったのか・・・・。

最終回で生コメントはないと早々にアナウンスされていたし、紅白歌合戦への出演もないと正式に発表があり、もしかしてサプライズがと昨日フジテレビ前に集まったファンの期待も空しく、最後までモヤモヤしたまま誰も歓迎も納得もしない後味の悪い終わり方。

こんなのでいいのかなぁ。

なんか気持ち悪いです。

 

WHAM! / Freedom

昨日、ジョージ・マイケルが亡くなったという突然の訃報。

報道では「自宅で穏やかに亡くなった」「死因は心不全」などと伝えられていますが、まだ53歳という若さでの旅立ちはあまりにも早すぎます。

毎年クリスマス時期になるとワム!のラスト・クリスマスがヘビロテされる定番曲になっていて、今年も何度耳にしたことか。

そんなクリスマスに亡くなるなんて・・・・・ねぇ。

 

ジョージ・マイケルと言えばやっぱりワム!

ベストヒットUSAで洋楽の洗礼を受けた世代としては当時マドンナやマイケル・ジャクソンなどと共にワム!の楽曲は非常に思い出に残っています。

クリスマスは過ぎちゃったのでラスト・クリスマスではなくフリーダムを聴いてジョージ・マイケルのご冥福をお祈りしたいと思います。

 

 

KICK THE CAN CREW / クリスマス・イブRap

 

クリスマスイブだってのに雪がまったくなくてクリスマスらしくないですねぇ。

まぁ、子どもにとってはもらえるものもらって食えるもの食えればいいのか(笑)

 

皆様、楽しい夜をお過ごしください。

 

仕事終わらなーい(汗)