太陽光

4月になってから晴天の日も増え、ようやく太陽光発電の活躍してくれる季節になってきました。

気温が高いとエアコンの暖房も使わないし、ピーク発電がそれほどでなくてもなかなかの結果を出してくれます。

あ、写真では自給率100%超えてますがこれから夜に電気使うので最終的にはもっと下がりますけどね。

 

ところで、

最近は日産リーフやプリウスPHVのセールスも好調のようで、EV自体はまったく否定するものではないんですけど、EVに充電する電気は結局石油を燃やして発電してるんだから、だったら普通にガソリンエンジンで走った方がロス少なくね?とか思います。

エコの観点でEVを普及させたいなら再生可能エネルギーの比率を上げなきゃ。

それともEVを普及させるなら原発は必須!とかって再稼働のダシに使うつもりでしょーか。

坂本先生はそのへんわかってCMに出てるんですかねー。

EVには屋根・ボンネットにソーラーパネルと、走行風で発電できる風車を付けてください。

なかなか落ちない・・・・

今日の新潟市は予想最高気温が7度とかなり暖かいのに、屋根の雪はなかなか落ちません。

 

 

ソーラーパネルの上の方はやや顔を出してたっぽいですが、それでも発電はMAXで0.3kW。

もー、スズメの涙ですよ。

今日の気温と日差しで融けて重くなってるハズなんだけどなぁ。

いつもならとっくにザザーッって落ちてるのに。

屋根に放水でもしてみましょーかねー。

落ちてくれぃ

一時の大雪も一旦落ち着いて少しずつ融け始めてはいますが、一度積み上げた雪の山はなかなか小さくなってくれません。

自宅の庭、2枚目の写真の箇所はいずれ子供がクルマに乗るようになったら駐車スペースとして使う予定なのに、毎年こんな風に山にされてどーしたらいいんでしょーか。

ま、若いんだからパワーでなんとかしてもらうしかないっすかね。

それより若いパワーでもどーにもならないのが屋根の上のソーラーパネルに積もった雪。

いつもならそろそろ雪崩落ちしてもいい頃なのに、今年はなかなか落ちてきません。

おかげで今月は電気の自給率ゼロ。

たまに覗く晴れ間もまったく無意味。

あぁもったいない。

明日あたり落ちてくれないかなー。

風レンズ風車

九州大学が開発した「風リング風車」というのが話題で、残念ながら私は見れなかったんですけどニュースでもやってたらしぃので見た方もいらっしゃるかもしれませんね。

風レンズ風車を設置 九州大が開発 実験スタートへ|西日本新聞

ご覧のように普通の風車の外周にリング状のカバーを付けただけなんですが、これで従来の2~3倍もの発電ができるんだそうです。

で、実際どんな感じなの?と思ったらわかりやすい動画がありました。

ほほー、ホントに風車のスピード上がってますよ。
リング追加しただけなのにねぇ。
なんかコロンブスの卵的発想。
素直に感心しちゃいました。

これにより風力の少ない時の稼働率アップ、設備の小型化、バードストライクの低減など、様々なメリットが得られるそうで、これが実用化されればこれまでクリーンな印象の割にその効率の悪さや問題点が指摘されていた風力発電の普及に弾みがつくかもしれません。

※こちらのページでもその特徴が紹介されています。⇒風レンズ風車特徴

 

どうしようもない原子力発電にはとっとと見切りをつけて、こういう日本が誇る技術力をもって再生可能エネルギーをどんどん加速させていってほしいですね。

 

いつか我が家の屋根にも設置したいです!!

ベストミックス

今朝のニュースで「新潟県が阿賀野市の県営東部産業団地に同団地で2基目となるメガソーラー発電所を建設する方針を固めた」というものがありました。1基目は現在建設中で今年の秋から運用開始の予定、去年の8月に完成した新潟市東区のメガソーラー発電所は現在稼働中で、これで新潟県のメガソーラー発電所としては3つ目になるわけです。柏崎刈羽原発を抱え、中越地震・中越沖地震と2度の大きな地震を近年経験した新潟県として、できれば脱原発をもっと明確に打ち出してほしいところではありますが、少なくとも再生可能エネルギーを推進していく姿勢は評価できると思います。

ただ、私としてはちょっと待ってくれという気持ちもあったりしまして、確かに太陽光発電は再生可能エネルギーの象徴的存在ではあるんですが、それ一本で進めていくだけでは脱原発に辿り着けないんじゃないかと思うんですね。

太陽光発電を導入した、若しくは検討中の方なら太陽光発電システムのパンフレットを一度は見たことあると思いますが、大抵のパンフには日本の地域による発電格差がわかる図や表が載っていますよね。それを見ると実は新潟県はそれほど発電効率が高くない地域だというのがわかります。しかも太陽光発電はお日様依存ですから曇りや夜は発電できずベースロードにはならないため原発推進派のツッコミどころとなっているのはご存じの通りで、この前みたいな晴天続きならバリバリ働いてくれますが今日みたいな雨の曇天ではまるで役立たず。つまり太陽光発電だけいくら増やしてもそれだけで電力を賄うことは不可能なわけです。

そこでよく言われるのは他の発電方法と組み合わせたベストミックスというやつです。

新潟県は海に面していますから波力系発電もいけるでしょうし、信濃川・阿賀野川という大きな川もありますから大規模なダム発電はムリとしても小規模水力発電はまだまだ可能性あるでしょう。温泉だってあるんですから地熱発電もできるかもしれない。太陽光と並んで再生可能エネルギーの代名詞となっている風力発電にしても現状では発電効率や高周波の問題、バードストライクなど課題は多いものの、最近注目の洋上風力発電なら発電効率も上がって高周波の問題もクリアできる。地上のものはあんまり動かない大きなものより、そこそこ動く小・中規模の風力発電の方が効率がいいんじゃないかと素人ながらに思ったりもする。そして、それぞれの長所が他の短所を補うトータルでの発電システムが構築できればそれが脱原発へと繋がるんじゃないでしょうか。

その他にも再生可能エネルギーの研究はこれからどんどん進んでいくわけだし、これだけ再生可能エネルギーの潜在能力が秘められている新潟で太陽光発電ばかりを進めていくのはもったいないんじゃないかなぁと思うわけですよ。

そのためにはやはり発送電分離と総量買取制度は必要不可欠。
これが実現すれば新潟が自然エネルギー推進・脱原発の象徴的地域になるのもありえない話じゃないかもしれません。