ミサイル

昨日にも発射されるのではないかと言われつつ、この記事を書いてる時点ではまだ発射はされていない北朝鮮のミサイル。

在日米軍基地のある横須賀や三沢市、沖縄などが攻撃対象になっているなんて報道もあって、マジで日本国内に飛んでくるんじゃないかと思うとメチャクチャ怖いです。

さらに福島第一原発や大飯原発もターゲットにされているというウワサなんか聞いた日にゃあ・・・・(((゚Д゚)))

日本じゃなくても韓国の原発が標的になったら風に乗って日本に飛んでくるわけだし。

そう考えると北の過激な挑発も脅威ではあるけれど、国を滅ぼすほどの威力のある爆弾を自国に抱えているのも大きな脅威。

アメリカでは朝鮮の開戦を支持してる人が一定数いるらしぃのですが、原発が攻撃されてフクイチ並みに放射性物質が漏れたらアメリカだって他人事じゃないってことわからないんですかね。

もぅ、核もミサイルも戦争もこの世からなくしてくれぃ。

 

 

汚染水漏れ

先日の福島第一原発の貯水槽から汚染水が漏れた問題。

今度は移送先の貯水槽からも漏れていたそうで、もう汚染水がどれだけ環境中に漏れ出したのかわかりません。

その前の電源喪失もそうだし、2年経っても綱渡り状態の福島第一原発。

世間的にはもう事故は収束したような雰囲気が漂ってるように日々感じるのですが、収束どころか目途すら立ってないのに、かつて野田さんが宣言した「冷温停止状態」が聞いて呆れます。

こういうトラブルを聞く度に「ざけんじゃねぇよ、しっかりやれ!」と憤るのですが、文句を言ってみたところで代わりに私がなんとかできるものでもなく、ただただ祈るしかできないのが現状。

もちろん、文字通り命がけで作業にあたられている現場の作業員の方々にはひたすら感謝しかないのですが、事故収束のマネジメントについてはこのまま東電に任せておいていいものかと疑問に思ってきます。

今回のトラブル公表では以前より情報公開がマシになってきた印象もなくはありませんが、漏れた汚染水の濃度を1ccあたり1万ベクレルとkgではない単位に置き換えて過小化しようとする姿勢はやはりまだ相変わらず。kgあたりでは1000万ベクレルというとんでもない高濃度です。

事故の当事者であり、営利企業でもある東電では、本気の収束作業はムリなんじゃないでしょうか。

景気対策や外交も大事なのはわかりますが、アベノミクスだ、株高だ、円安だと浮かれる前に、日本国民の生命・財産を守るという面では北のミサイルよりも自国の制御不能な核爆弾の方がよっぽど脅威なのだから、国の直轄で1日も早い収束・廃炉へ向かうべきだと思います。

 

防潮壁を作る以前に

柏崎刈羽原発の防潮壁設置工事が完了したとのニュースがありました。

福島第一原発を襲ったのと同じ15mの津波に備えてのことだと。

また、メルトダウン時に建屋の爆発を防ぐ水素を排出するためのトップベントも7基全てに設置したとも。

 

東電はあれだけの事故を起こしながらまだ柏崎刈羽原発の再稼働を諦めていません。

 

福島第一原発事故では全てが想定の範囲を超えていました。

いや、正確には想定はあったけれど現実視してなかった。

「事故は起こらない」という絵空事の前提のもとに。

 

原発事故の際の避難エリアがこれまでより広範囲に見直され、各地で原発事故を想定した避難訓練や避難計画の策定が行われています。

地域によっては交通インフラが充分ではなく、大規模避難が困難なところも多い。船や空路を使わなければ脱出できない地域もある。陸路の場合は原発に近づくルートを選択せざるを得ない地域もある。シミュレーションでは主要道路は瞬く間に大渋滞になり、足腰が弱かったりクルマを持たなかったりする高齢者は避難自体が非常に困難。事故が起きた時に情報をいかに素早く正確に伝えるかなどの課題も多い。訓練やシミュレーションでもこれだけ大規模な非難が非現実的だと思われるのに、本当に事故が起きた時にはまた福島第一原発事故のようなパニックになるのではないか。自治体の防災担当者も頭を悩ませています。

 

防潮壁を作ったり、大規模な避難計画を練ったり、なぜこんなことが必要なのか。

それは原発があるから。

原発さえなければ必要のないこと。

 

15mの防潮壁を作ってもそれ以上の津波が来ればアウト。以前、浜岡原発に作られた防潮壁の写真を見ましたが、それはあまりにも華奢で、高さを越えなかったにしても津波の大きなエネルギーでは容易に破壊されてしまうのではないか、逆に破壊された防潮壁が原発を襲うのではないかと不安になるもので、単に「防潮壁を作りました」というポーズを示す以上の効果は無いように感じました。

トップベントにしても、ベントするということは建屋の爆発は防げても放射性物質は放出されます。大事故に至らなくても事故そのものを防ぐものではなく、レベル7がレベル5になる程度。原発は環境中に放射性物質を漏らさないことが大前提であるはずで、「ベント=安全」ではありません。

 

そこまでして原発は必要なんでしょうか。

 

原発がなくても地震や津波は起こる。当然それらの自然災害に対する備えは必要。

しかし、2年前の事故で私たちは原発事故が起きた時にはとてつもないリスクが伴うことも学びました。

地震や津波で被災しても、そこはまた再生できますが、放射性物質で汚染された場所は再生できるまで何百年も何千年もかかります。

防潮壁を作ることも大事かもしれませんが、防潮壁なんて必要ない安全なエネルギー政策に転換することこそがもっと大事なのではないでしょうか。

 

ネズミ一匹でまた事故が起きかねない、そんな怖い世界とは早く決別したいものです。

 

新潟県内の瓦礫焼却終了

今日で三条市と柏崎市での震災瓦礫焼却が終了。

明日、焼却灰を処分場に移し、これで新潟県内での瓦礫処理は終わることになります。

 

5市長はこれで満足ですか。

国定市長は大阪の1.5日分でしかない142トンを燃やして13億円ももらえてさぞウハウハでしょう。

この火事場泥棒め。

 

焼却が終わればこれで全て終わりというわけではありません。

問題はこの先。

何が起こるのか、あるいは何も起こらないのか。

私にはわかりません。

と言うか、日本中の誰もわからない。

ただ、

持ち込まれなくても済んだはずの放射性物質は確実に持ち込まれ、大気や土壌に拡散されたことだけは確か。

焼却施設も汚染された。

処分場の管理も疑問。

 

ネット上では相変わらず聞きたくないニュースが毎日たくさん流れている。

そんな事案が新潟で起きないことを祈るばかり。

 

そして、

 

私はこの先も5市長を決して許さない。

 

福島第一原発で停電

昨日の19時頃から福島第一原発が停電で冷却ができない状態になったとのことで、昨日の夜から気が気じゃありませんでした。

冷却不能ってかなり深刻な状況だと思うのですが、その割に世間はWBCのニュースやってたりと平時とあまり変わらず危機感ありません。

このブログを書いてる時点では1号機は冷却再開、3・4号機も今夜には冷却再開できそうと聞いてるので一応危機は脱したかと思いますが、一歩間違えれば2年前の悪夢が再び訪れる可能性もあったわけです。

負けたWBC見てる場合かよっ!

万が一に備えて避難準備を呼び掛けるとか、やるべきことは他にもあったんじゃないでしょうかねぇ。

それとも帰還を促してるのにまた避難なんて言うのは風評被害とか言われるんでしょうか。

今回の件でわかるように、福島第一原発事故はまだまだ収束とは程遠い状況なのに・・・・。

 

それにしても、福島第一原発事故を受けて全国の原発が万が一の電源喪失に備えて予備電源系統を確保したり電源車を配置したりと対策してるハズなのに、肝心の福島第一原発がこんな何時間も停電に見舞われるなんて、いったいどーゆーことなんでしょう。

他の原発でまた事故があったらフクイチの二の舞になるんじゃない?

所詮人間のできることには限界があるんだから、再び大事故を起こす前に全ての原発は廃炉作業に入った方がいいのではないかと思います。