現在開かれている新潟市議会において、中山均議員による質問が行われました。
中山議員からの質問は
1.柏崎刈羽原発再稼動の是非を問う県民投票について
2.WTO,TPPと本市調達について
3.高齢者の介護福祉について
4.被災地復興と震災廃棄物広域処理について
5.司法書士らによる個人情報閲覧不正請求事件について
の以上5件となりますが、当然注目すべくは4番の「被災地復興と震災廃棄物広域処理について」です。
本日午後からの市議会生中継で本会議の答弁を拝聴しました。
中山議員は、震災瓦礫広域処理の必要性、バグフィルターで99.99%放射性物質を除去できるのか、市民説明会でのゲスト講師の選定、市民の理解が得られているのかなど、大槌町で実際に見聞きした内容も含めて質問されていましたが、これらは正に我々市民が数々の説明会や市役所前抗議等で市に説明を求めていたことであり、中山議員は冷静かつ客観的にそれらの疑問を代弁してくれました。
それに対して篠田市長の回答は・・・・・いやはや、呆れるくらいお粗末なものでした。
そんなもんだろうとわかってはいましたが、あの程度の知見と認識で市民の暮らしに多大な影響を及ぼす判断を下しているのかと思うと恐ろしく感じます。
市民側からは市長へ説明会への出席や市民の意見を直接聞くように再三要求していましたが、即座に論破されるようなレベルの低さではそりゃ顔も出せないでしょう。
恐らく瓦礫受け入れを表明している他の4市長も同じようなものでしょうね。
正当性を主張するなら逃げ回らずに自分の知識と言葉で中山議員や市民を「ぐぬぬ」と言わせてくださいよ。それができないなら責任取れない愚作は即刻撤回し、被災地に対して本当に歓迎される支援策を打ち出してください。
あと・・・・中山議員以外の市議会議員のみなさんもちゃんと市民の声に耳を傾けてくださいね。本会議中に居眠りするために市民は税金払ってるんじゃないですよ。
ある議員は「岩手ではがれきを燃やして子ども達がすでに(放射能を)浴びてるんだから、新潟に持ってきて燃やしたって、ちょびっとぐれ(放射能浴びても)いいがね。」とトンデモ発言をしたそうですが、こういう認識の議員によって市政が動かされているということも新潟市民は知っておかなければなりません。