ヨメさんや子供とも話し合って、ウチではしばらく東日本の牛乳を子供に飲ませるのは控えることにしました。
えぇ、牛乳好きの娘は大ブーイングですよ。
しかし、不安を抱えたまま飲ませ続けて何年後かに取り返しのつかない後悔をしたくはないので、先日の粉ミルクの件で牛乳の他、食品全般への検査や規制値が今後は見直されていくであろうと期待して、安心して飲食できるまで牛乳以外も含めて懸念があるものについては控えていきます。
ただ、困るのが学校給食。
給食には牛乳がお約束です。
原発事故以降、給食に対して不安を感じているお父さんお母さんがたくさんいらっしゃいます。学校に検査をするように求めたり、給食をやめて弁当を持たせたり、牛乳は飲まないようにさせたりと苦労されているようですが、それに対する学校や行政の対応は必ずしも親御さんが安心できるものではなかったりして、「牛乳を飲まないヤツは福島県民じゃない!」と子供を叱責した先生がいたなんてヒドい話もありましたよね。
私の周りで放射能についてワーワー騒いでいるなんて人はほとんどいなくて(もしかしたら思ってるけど声には出さないって人もいるかもしれないけど少なくとも私は把握してません)、周りから見たら私はすっかり変人扱いになってると思います。新潟は測定されている線量がそれほど高くないこともあって全体的にはそんなに危機感ない印象なんです。
そんな状況の中で、私自身が文句言われるのは全然構わないんですけど、「牛乳飲みません」というスタンスを子供にとらせるのは親として正直ツラい。
先生が何と言うかわかりませんが、もしかしたら「この子の親、アホじゃね?」とか思われて子供への接し方が変わるかもしれないし、他の子供たちがウチの子をイジメの対象にするかもしれない。それでなくとも周りから浮くような行動を親のエゴ(もちろん子供の事を考えてのことだが)で子供に強いるというのは不憫でなりません。
なので・・・・・不本意ながら学校給食についてはこれまで通りにして、家庭での被曝防衛に努めようと現時点では思っています。