ついに東電が福島第一原発1号機でメルトダウン(炉心溶融)が起きてることを認めたことで昨日からWeb上でもその件についての発信が目立っています。
ただ、メルトダウンが起きてると言っても実際に炉内で何が起きてどんな状況にあるのかは誰もわからないだたの推測でしかないわけで、具体的に今後どのような対策が必要なのかもわからないし、注入した水がどこから漏れてどこへ流れているのかもわからないし、温度は低い状態でただちに危険な状態にはならないとか相変わらずのコメントしてるし、事故直後からメルトダウンを指摘してた人たちとメルトダウンはないと言い張ってた人たちで実にならない言い争いしてるし、結局この先どうすりゃいいのよって不安ばかりが増長されていきます。
一方で今日から中部電力・浜岡原発4号機の原子炉停止作業が始まり、明日からは残る5号機も停止作業に入って浜岡は全面停止となる見通しですが、日本にはまだまだ稼働中の原発がたくさんあり、それらは今も福島同様の事態に陥る危険性を持ち続け、捨て場のない核廃棄物を生み続けているわけです。
もうこんな不安の中で生活していくのはイヤですよ。
最悪、もう40年も生きた私は死んでもそんなに後悔はないです(いやもちろん死にたくなんてないですよ)。
しかし何の罪もない未来ある子供たちに放射能に汚染された環境と孫の代でもまだ終わらない核廃棄物を押し付けるなんて許されることじゃない。
日本全体がメルトダウンしてしまう前に、全ての原発がなくなることを願います。
Internetで夜中にコソコソと発表される危険な情報とは裏腹に、日中はウソみたいにいつも通りな日常が過ぎていく毎日で、何だかどれが本当でどれが嘘なのか、まれに分からなくなる瞬間があります。
平凡な毎日っつーのは非常に不安定な土台の上に成り立っているんだなぁ。。。と子供の寝顔を見ながらいろいろと考えさせられちまいました。
ほんとですね。
日常と非日常が混在する現実がなんだか非現実みたいな気持ち悪い感覚になります。
地震や津波は人間の力では防げないけれど原発は人間が作り出した人知を超えたバケモノですからね・・・・。