今日、お客様から今後のマーケティングについてのご相談があり、ネットに関してはコストと手間のかからないものに関しては積極的に活用してみてはどうでしょうかというお話をさせていただきました。
少し前はまずホームページがあり、メルマガを発行したり、ブログをやったり、PCサイトと別にモバイルサイトを立ち上げたりという展開がありましたが、最近はTwitterを活用したり共同購入クーポンを利用したりマーケティング展開も様々なものが出ています。日本ではまだ本格的に普及してませんがアメリカ等ではFacebookユーザーも相当数いるみたいですし、今後も色んなサービスやSNSが出ては消えてを繰り返していくんだと思います。
で、私の考えではそれらの新しいサービスは使えるかどうか、効果があるかどうかを考える前に、まずは乗っかってみたらどうかと思うんです。わからないものに対して議論するよりもまずはどんなものなのか実験してみる。それで自分のビジネスに使えそうなら続ければいいし、使えそうになければやめればいい、それだけのことです。
例えばTwitterなんかでも、サービスが始まった当初は日本でもこれだけユーザーが増えると予見していた人ってきっと少なかったですよね。でも今年は爆発的にユーザー増えました。ビジネスで活用する企業も増えました。もちろん全てが成功しているわけではないですけれど可能性の一つを示したのは事実。そこで「今からじゃ遅い」とか「使い方がわかんない」とか言い訳して拒絶してるのって自ら可能性の芽を踏みつぶしてるのと変わらないんじゃないかと思うわけです。私も始めた当初はよくわかんなかったし今でもビジネスには活用していませんけどツールとしては面白いと思うんです。そこで生まれた接点もありますしね。何がどう転ぶかわかんない、でも始めてみなきゃ何も起こらない、じゃあとりあえずダメモトでやってみよう。それでいいんじゃないかと思いません?
そもそもWindows95が出た15年前からビジネススタイルは大きく変わりました。会社からいきなりパソコンを与えられ、手書きやワープロ専用機で作っていた文書はWordで作り、プレゼン資料はパワーポイント、FAXで送っていたのもメールに変わり、当時はパソコン教室に通って必死に憶えてたビジネスマンも多かったですよね。逆についていけない人は出世からも取り残されたりして。つまり大きな波に乗るか乗らないかでその後が大きく変わったわけです。
ちょっと一歩踏み出すだけで波に乗れるなら乗っちゃった方が賢いんじゃないでしょうか。
うちも、先日の会議で、Twitterでの販促の可能性について提案したら、重鎮から『新聞チラシで十分じゃない?』といわれました。私がチラシのレスポンスについて聞くと、知らないみたいでした(笑)スピード感を持って変化できるような会社にしたいですね(⌒-⌒; )
上層部こそ「やわらか頭」が必要ですね。