先日「無印良品」がTwitterを使った面白い企画をやっていた。
「タイムセールなう」でRT6431回=無印良品がTwitterで大成功
これは簡単に思いつきそうでいてドコもやっていなかった試みかもしれない。同じようなコトは例えばメルマガやSNSでもできそうだが、Twitterのリアルタイム性をうまく利用していると思う。実際に商品を購入したのは15000人のフォロワーのうち600人ほどだったと言うが、ネットショップのコンバージョン率としては極めて高い。しかもこの企画を機に無印良品をフォローする人が増えているわけだから今後の可能性も広がる。
正に目から鱗。
ソフトバンクの社員全員TwitterはビジネスでのTwitterの活用方法としてやや疑問を感じていたが、無印良品のやり方は今後追従する企業が出てくるのは間違いないだろう。無印良品のようなネットショップのシークレットURLに誘導するやり方の他にも、例えば実店舗でも時間限定のクーポンURLへ飛ばしてレジで見せると割引きなんてのも面白いかもしれない。そんなのが普及したら主婦ツイッターが爆発的に増えそうだけど。
いつも思うのだが、ツールと目的の関係がうまくできていないと大抵の場合失敗する。
一時期話題になったセカンドライフなんていい例だろう。海外ではセカンドライフが熱いと日本の企業も相次いでセカンドライフに進出したが、じゃあセカンドライフで何ができるのか、何をするべきなのかが見えてこなく、結果として企業もユーザーもすぐに離れていった。つまりセカンドライフは目的ではなくツールであるべきなのに、進出自体が目的になってしまっていたということ。Wiiを買う人はWiiを所有することが目的ではなくソフトをプレィすることが目的であるのと同じことだろう。ツールは所詮ツールでしかないのだ。
無印良品も発想のスタートは「Twitterで何かできないか」だったかもしれないが、Twitterを「使うこと」を目的とせずツールとして捉えて活用したことが成功に結びついたのだと思う。
ブランド力もでかいですけどね。
twitterのビジネス利用は色々と試されている段階ですが、単純に使うことで利用した方が結果は出やすいのと思ってましたが、こんなに単純な利用法があったなんて・・・正に目から鱗ですね~!
デジハリだとか広告代理店だとかが違う形でtwitterをビジネス利用してますが、成功していないみたいだし・・・
ブランド力も様々ですね~!
ホント、すごく単純なんだけどやってなかった。
ウチらもホームページ制作のタイムセールやりますか?(笑)