JWordの表示位置が変更されたことで、JWordを利用しているサイトでアクセス数が激減しているそうです。
どう変ったのかは以下を見てもらえれば一目瞭然。
JWord「Yahoo! JAPANの表示位置変更について」
これまでは検索結果の一番上に表示され、JWordのアイコンはついているものの今年の8月あたりからは検索順位の数字も消されてしまったので、あたかも検索で1位になっているように見えていました。今にして思えば順位の数字が消されたのはJWordからYahooに何かしらの圧力があったのかもしれませんね。これでは知らずにクリックした方も多いでしょう。
過去には「ユーザーが画面のドコを見ているか」の視線調査が数知れず行われていますが、どの調査も画面の左上に視線が集中するという結果が出ています。つまり画面左上に表示されるのは他の位置に比べてアクセスに雲泥の差があるということで、そのためにSEO対策での1位表示やスポンサー広告、そしてJWordに多額のコストをかけているということです。それに見合った見返りが期待できるからですね。
しかし今回の表示位置変更でJWordはただのリスティング広告と何ら変らない状態になってしまいました。
これは完全に推測ですが、今回の措置はYahoo側からの要請又は圧力があったのではないかと思います。自社の検索とは関係なく一番上にJWordサイトが表示されているのはユーザーに誤解を与え、検索サイトとしてのクオリティ・信頼性を落とすことになりかねませんから。
それでも表示位置は広告の一番上を確保したようですが、左と右では見られる機会は当然激減します。位置の変更が行われたのは9/2ですが、とあるサイトでは9/1のアクセス数に対して9/3には30%まで減ってしまったそうです。クリック単価で課金されるリスティング広告と違いJWordは年額いくらで契約ですから、これでは広告費が3倍以上にハネ上がってしまったことになります。これは利用者にしてみればたまったもんじゃありませんね。ある意味詐欺ですよ、これは。
最大の強みを失ったJWordは今後契約数を減らしていくことは間違いありません。費用の値下げも避けられないでしょう。あとはリスティング広告とのコストパフォーマンス競争にどれだけ耐えられるか・・・・ですね。
いずれにしてもD-Styleではよほどの理由がない限りはJWordもリスティング広告もオススメしておりませんが。