景気後退

ついに日経平均株価が1万1千円を割り込んだそうで、巷では「1万円割れも覚悟」なんて話も出てるようですし、株価の他にも貴金属や原油もここのところ大きく値を下げて、サブプライムに端を発した景気後退はいよいよ世界恐慌が現実味を帯びてきたように感じます。銀行や証券会社も大変なんでしょうけど、ネットで急速に拡大した個人投資家さんたちも追証や損切で今頃火の車なんじゃないでしょうか。春から夏頃には先物業者から営業の電話がしょっちゅう来てましたがそれも最近は少なくなりましたねぇ。大抵そーゆートコから電話が来る時はその後下落するパターンが多いんですが、夏にプラチナを大プッシュしてたあの人、なにやってるかなー。今にして思えばプラチナ売っとけば良かったように思ったりもするんですけど、一日中相場とにらめっこできるほどヒマじゃないですから結果がどうあれ手を出さない方が賢明ですよね、私の場合。

そういや今年に入って目立つのが「金・プラチナ・ダイヤモンド 高価買取」みたいなお店。専門でやってるところの他に普通のリサイクル屋までそんなのやってますが、もちろんこれらは貴金属高騰に当て込んで買い取ったアクセサリー類はアクセサリーとしてではなく金属として転売して利益を出してるワケですが、ここ最近の大幅下落でそれらの業者もそろそろヤバそうな感じですよね。まぁそもそもアホみたいな額で買い叩いているんでしょうから多少下がってもある程度余力はあるでしょうが、店舗拡大・TV-CM・新聞折込・雑誌広告とイケイケでやってるトコは引き際を見極めないとあっちゅー間に負債何億ってことになるでしょう。私的にはもう潮時はとっくに過ぎてると思いますけどね。

あと心配なのは今年の灯油ですかねー。原油は下がってるけど生成されたのは原油の高い頃でしょうから元売もそうすぐには下げられないんじゃないでしょーか。今年の暖房は電気代値上げまではエアコン主体にしようかと考えてますがどんなもんでしょう。