購読している歯科マーケティングについてのメルマガで、笑っちゃうような記事が書かれていました。
他のコンサルタントさんと同様にその経営コンサルタントさんも歯科医院におけるホームページとSEO対策の重要性について力説していて、実際にホームページ制作も承っているのですが(要は自社の宣伝なんですけど)、その中で紹介されていたSEO対策の事例で、
「帯広 歯科医院」で2番
うん、コレはいいですね。立派です。
「広島横川 歯科医院」で1番
ん?広島市じゃないの?
しかも今は1位に出てないし、検索結果がYahooで62件、Googleで243件しかない・・・・。
「呉市 焼山 歯科医院」で2番
えっと・・・・「焼山」って必要なんでしょうか?
「呉市 歯科医院」ならわかるんですけど・・・・。
しかもそれだけの複合キーワードで2位って・・・・。
「横浜市 金沢文庫 歯科医院」で3番
「金沢文庫」ではなく「金沢文庫駅」にしないとダメなんじゃないでしょうか・・・・。
つか、SEO的には「横浜市 歯科医院」がメインだと思いますけど。
念のためですが、この方はマーケティングのプロの先生です。
マーケティングのプロなら、このキーワードで上位表示してどれだけの効果が得られるのかはわかっているハズ。
・・・・・ギャグじゃないっすよね?(笑)
SEO対策では闇雲にビッグキーワードを狙うのがベストとは限りません。
ニッチなキーワードでも事業内容と見込み客にマッチしていればそれはそれでOK牧場の場合もあります。
ライバルが非常に強敵な場合は自サイトの体力が上がるまで王道キーワードではなくその次のターゲットキーワードから攻めていくのも手です。
しかし、需要の無いキーワードで上位になっても単なる自己満足(または業者のワナにはまってる)に過ぎず、収益に結びつくとは言えません。
メルマガで「すごいでしょ!」と自慢するなら、
「帯広 歯科」
「広島市 歯科」
「呉市 歯科」
「横浜市 歯科」
で1位になってからじゃないと、宣伝としては逆効果ですよね。
いや、いいことも書いてるんですよ、この方。
でも、少なくともSEO対策に関してはこの方に頼みたいとは思いませんねぇ、私なら。