23年

本日でD-Styleは23周年を迎えました。

「初心忘れるべからず」と、仕事を始めてから思うことは同じなので、毎年この日に思うこともブレずに同じ。23年もの間、続けてこれたのは何よりもお客様と協力していただいた取引業者様のおかげ。たった一人で運営しているD-Styleでも、自分一人だけで何でもできてるわけじゃない。続くことが当たり前ではなく、皆さんのおかげで続けてこれたのだと、あらためて感謝申し上げます。

これからもD-Styleをよろしくお願いします。

 

1年前を振り返り、去年の投稿ではロシア・ウクライナ戦争について触れてますが、その時点でまさか1年も続くとは、と書いていたのが、2年経つ今でもまだ終わりが見えておらず、その間にイスラエル・パレスチナでも争いが起き、こちらも終わりは見えません。

パレスチナのガザ地区での惨状はニュースでも大きく伝えられ、一方的な攻撃で罪のない多くの一般市民が亡くなっています。亡くなった方の数も尋常ではありませんが、命が助かったとしても手足を失ったり、子どもは親を亡くしたり、母親は生まれたばかりの赤ちゃんを亡くしたり、死者数だけではわからないたくさんの悲劇が起きています。

民族や宗教、地政学的なことなど、様々な要因が複雑に絡むパレスチナ問題は簡単に語れるものではないとは思いますが、どんな理由があっても人が人を殺すことに正当性なんてありません。かつてナチスによってユダヤ人の大量虐殺があり、当事者のドイツはもちろん、世界中があの悲劇を繰り返してはならないと誓ったはずなのに、そのユダヤ人国家であるイスラエルがパレスチナで虐殺を行い、ドイツも含めた西側諸国までそれを支持するというのはナチスと何が違うのでしょう。ネタニヤフ首相はハマスを一人残らず殲滅することこそがイスラエルの平和のために必要なことだと思ってるようですが、虐殺の後に残るのは平和ではなく悲しみと憎悪。ニュース映像に映し出される血だらけの少年が、いつかイスラエルに復讐してやると憎しみを募らせることはないと誰が言えるのか。イスラエルとその支持国がやってるのは負の連鎖でしかありません。

ロシア・ウクライナにしても、この多様性が謳われている現代において、考えの異なる者同士でも互いを尊重し、武力ではなく対話で解決する。こんな当たり前のことをどうして世界のリーダーは誰もやらないのか。

1年前と比べて良くなるどころか悪くなる一方でしかないというのは極めて残念です。

 

そして日本国内もこの1年で更に悪くなりました。

国民の税負担はどんどん増え、誰も得しないインボイスで個人事業主を追い込み、そのくせ自民党は裏金キャッシュバックで脱税を繰り返しながらお咎めナシ、この先は防衛費ジャブジャブ投入して戦争のできる国へ変え、死の商人にまっしぐらです。

元旦に起きた能登の大地震でも、支援はかつてないほどに遅く、亡くなってる方も多数いるのに岸田総理は防災服に花を付けて新年会に出るという血も涙もない無神経さ。

裏金の件では今回こそ検察が本気を出すのではと期待されていたのが、ここ数日の報道では起訴見送りでは?とも言われ、そうなればもうこの日本は民主主義国家ではなく自民党による独裁国家です。

国民の7割が不支持という現状で今年のうちに解散総選挙があるかわかりませんが、普段選挙に参加してない方も今度こそはダメなものはダメと意思表示しなくてはなりません。

 

1年後、世界も日本も少しはマシになりましたね、という記事が書けることを願います。