最近、Twitterで「#マイナンバーカード返納運動」というのがトレンドに上がってまして、トラブル続きのマイナンバーカードを返納する方が増えてるみたいです。
Twitterで見たものでは
令和5年3月末日時点
▪️交付取りやめ件数 約276万枚
▪️返納数累計 約42万枚
なんて情報もありましたが、ソースがわからないので数字に関して真偽は不明。しかし実際に返納したという方が増えてるのは事実みたい。
えーと、私はマイナンバーカード作ってません。
自営業なのでマイナンバー求められた手続きもいくつかありましたが、通知に載ってる番号伝えただけでカードは作りませんでした。
作らなかった理由は同じく作らなかった多くの方々とたぶん一緒。
「信用できないから」
私は世の中が便利になるシステム自体に反対ではありません。縦割り行政のわずらわしさが解消されるならメリットあるでしょうし、コロナの給付金の時だってマイナンバー使って素早く給付ができたなら助かる人も多かったでしょう。
ただ、こういう個人情報などの大事な情報を扱うには絶対的な信頼が必須。セキュリティ面でも当然ですが、国や政府、行政への「任せても安心」という信頼感がないとダメで、私は今の政権でマトモにマイナンバーが便利に有意義に活用されるであろう気が1ミリも感じられなかったのでカードを作る気にもなりませんでした。
そこにきて健康保険証を廃止してカードと一体化とか、いずれは免許証とも一体にとか、しまいには銀行口座と紐づけとか、任意であるはずのマイナンバーを拒否という選択肢を強制的になくして国民を管理していく手法は胡散臭さしか感じませんし、やはりマイナンバーカードに絡んだ利権のウワサもチラホラ聞かれます。
で、当初、私が心配してたサーバーがハッキングされて情報漏洩したとかってセキュリティ面ではそんなレベルにも達しない、他人の情報が登録されていた、保険証として使えず10割負担させられた、他人の顔でも認証できる顔認証システムなどなど、あまりにもお粗末なトラブルが多発して、小学生がプログラミング教室で書いたシステムかなってくらい低レベル。銀行やカード会社でもセキュリティ面含めてもっとハイレベルなシステム作るのに、国レベルの事業でこんなダメダメではまったく使い物になりません。開発者によればもはや修正で直せるものではなく、イチから作り直すしかないって話もあるので、ここでゴリ押しして続けるよりも完全撤退した方がダメージ抑えられそうなもんですが、負け戦を止められず多くの犠牲を強いるのは太平洋戦争からまだ変われていないこの国の本質なんでしょうか。
河野大臣は「マイナンバー制度は民主党政権がつくった制度」だと、まるで自分たちが民主党の失策の尻拭いをしてるかのような発言をされていたそうですが、だったらあれは誤りだったとすぐに止めればいいだけの話。ゴリ押ししてきたのは自分たちなのにこの責任逃れみたいな態度からも、このままマイナンバーカードを推し進めてもマトモな運用がされることはないと思います。
コロナや物価高で国民生活が大変だって時に、こんなクソみたいなシステムに税金注いで、アベノマスクに並ぶムダ使い。マトモなリーダーがマトモな政策してれば国民生活ももう少しはマトモだったんじゃないかと思います。
これでもまだ自民党に任せます?
カードの返納は簡単らしいので、カードいらないって方は返納でNoの意思表示をしてみてはどうでしょう。
あ、一番は投票に行くことですけどね。