最近、横断歩道での歩行者保護への意識が高まってきてますね。歩行者優先なのは今に始まったことじゃないのに、取り締まりが厳しくなったのは割と最近ですよねぇ。お陰で前はクルマが止まるの待っててもスルーされることが多かった横断歩道で止まってくれるクルマが増えました。それはいいことだと思います。
しかし、その取り締まりについてはちょっと疑問に思う点も。
ウチの前にある幹線道路はそれなりの交通量があり、長い直線なのでスピード出しすぎのクルマもちょいちょい見受けられます。なのでよくスピードの取り締まりもしてるんですけど、最近は登下校の時間帯を中心に横断歩道で停止しなかったクルマの取り締まりがかなり頻繁に行われています。もちろん止まらないクルマは取り締まっていただいていいんですが、物陰に隠れて止まらなかったクルマを発見したら猛スピードで追いかけて捕まえるのってどうなんでしょう。そんなことするくらいなら最初から見える位置にパトカー停めて注意喚起すれば未然に防ぐことができるし、近くを子どもが歩いてるのに猛スピードで走っていくパトカーや白バイは「お前の方が危ねーよ!」と思わずにいられません。
こういうのは昔から言われることですけどね。
あと、横断歩道で怖いのはコッチは止まったのに対向車線のクルマは止まらなかったというパターン。待ってる子どもも両方ちゃんと確認して渡ってくれればいいですけど、一方が止まったの見て反対をよく確認もせず飛び出しちゃう子どももいたりするので、そういう場合は止まったことが逆に危険を招いてることになってしまいます。私自身も待ってる人がいるのに気付くのが遅れて悪気なく通過しちゃうってことありますし。
また、別のパターンとして先日見かけたのは、下校時に横断歩道で子どもたちを誘導してくれる近所の父兄さん。蛍光色のベスト着て旗を持ってるのでパッと見てそういう人だとすぐ気付きそうですけど、待ってる歩行者だと勘違いして止まるクルマが続出というシーンに出くわしたんです。こういう時は見えないように引っ込んでた方がいいんでしょうか?意外と対応難しい気がします。
いずれにしても、横断歩道で停止してケガする人はいないんですから、基本はやっぱりクルマが積極的に停止することですね。横断歩道以外でも歩行者がビックリするようなことや危険が及ぶようなことはしないように、全てのドライバー・ライダーが優しさを持って運転してくれるともっと事故の無い安心安全な暮らしが送れると思います。
やっぱ愛だよ、愛!