ゴールデンウィーク中に唯一晴れだった5月4日、奥さんと笹川流れに行く途中に前から気になっていた「多伎神社(たきじんじゃ)」に寄ってみました。
前にバイクで笹川流れ沿岸部の集落(上海府地区)を散策した後にGoogleマップで復習していた際に見つけて、見つけたはいいけどそこに行くルートがよくわからず、今回ようやく辿り着くことができました。
瀬波を抜けて笹川流れに向かう345号線で三面川を渡ったすぐのところから左に降りると「滝の前」という集落があり、そこの一番奥に多伎神社へ続く道の入り口がありました。
海沿いの岩場に作られた細い歩道を通って向かいます。この日は波が穏やかな日でしたけど、荒れてたらモロに波を被りそうですね。釣りをしてる人が何人かいました。
しばらく歩くと神社がありました。誰もおらず、ひっそりとしてます。観光客を向かい入れるという雰囲気はあまり感じず、どちらかと言えば地元の方に親しまれているって感じでしょうか。安政2年(1855年)に火災で焼失し、現在の社殿は明治15年(1882年)に建てられたものだそうです。
神社のすぐ隣には不動滝という滝があります。神社より滝の方が神秘性を感じますね(笑)ちなみに滝と多伎は関係ないそうです。
かつては源義経と弁慶が立ち寄り、ここから眺めた景色の素晴らしさに感動したという伝説があるそうで、確かに景色はとってもいいです。
特に何があるってところでもないんですが、この景色と空気感が好きな人には結構ハマるんじゃないかと。歩道の途中に桜の木があったので桜の時期に来るとまた違った絶景が見れるかもしれません。
歩道はかなり狭いので小さなお子さん連れて行く場合は充分注意してくださいね。