2週間延長された1都3県の緊急事態宣言が昨日で解除されました。
2週間ほど前にこのブログでもそれについて触れていまして、この2週間でどれだけ状況が変わるか・・・と心配していましたが、延長しても結局感染拡大を抑えることはできず、むしろ再拡大してるのでは?と不安になる微増が見られたりして、与党筋からは「もう打つ手がない」という声が出ていたなんて話も聞かれるほどこの2週間はほぼ無策のまま過ぎてしまいました。解除についても菅総理は「大丈夫」と言ってましたが、その言葉の根拠は誰も感じることができません。結局のところ国民に節度ある行動をお願いするばかりで、国として、自治体として、感染を抑える積極的な姿勢が見えることも、具体的な策が練られることもなく、解除の目的はこれ以上補償のお金出すのがイヤだってことじゃね?なんて勘ぐってしまいます。
国が無策ならせめて国民だけでもしっかりと行動しなくては、とも思うのですが、緊急事態宣言解除の報道で伝わってくる街の声は「やっと遊びに行ける」「思いっきり旅行に行きたいです」など、おいおいと思う発言がサラッと出てたりするので、これはやっぱり第4波確実だなと頭が痛くなります。
一方で、緊急事態宣言解除の対象となっていなかった地方も微妙にヤバいです。宮城県では1日に100人を超える感染者が出て、人口辺りで比較すると首都圏よりも悪い状況だとか。ここ新潟も宮城ほど多数は出てませんが、以前はヒトケタだった感染者数がここ最近はフタケタがデフォルトになりつつあり、これが変異株による拡大だったりしたら新潟も決して他人事ではありません。緊急事態宣言解除で都心部との往来も増えるでしょうしねぇ。
ワクチンが広く行き渡るまではムリなんでしょうか。そのワクチンも不安材料ありますしね・・・。
そんな中、麻生副総理が記者会見で「マスクなんて暑くなって口の周りがかゆくなって、最近えらい皮膚科がはやっているそうだけど、いつまでやるんだね。まじめに聞いているんだよ。あんたら新聞社だから、それぐらい知ってるだろ。いつまでやるの、これ。マスクはいつまでやることになってるの」と発言したことが物議をかもしてます。
まぁ、物議と言うか・・・・単に頭が悪いだけですよね。マスクをいつまでやらなきゃいけないか聞きたいのは国民の方だし、いつまでもマスクしなきゃいけない状況が続いているのはアンタら政府が無能なせいだし、そんなにマスクするのがイヤなら辞職して家に籠ってりゃいいんです。
もうこんなアホな政治家こそ「いつまでやるの?」です。
今年は秋までに衆議院選挙が必ず実施されます。この1年の無能っぷりを国民の審判で示してあげましょう。でないとホントにこの先は・・・・。