今日はビッグエア男子の決勝戦が行われました。
女子の決勝も見ましたが男子は女子に増してパワフルでエアの見応えはとてもありますね。5回転(1800)とかとても人間業とは思えません。
それに決勝ともなると出てる選手みんなレベル高くて高難度のエアを狙ってくるもんだから着地でコケるケースが多くて、決勝は3本滑ってスコアの高い2本の合計点で争われるんですが、1本失敗しても残り2本を成功すれば・・・なんて余裕はなく、メダル有力視されていのに着地を失敗してスコアを伸ばせない選手が続出で、まぁ着地もキめてこその実力と言ってしまえばそれまでなんですけど、見てるこっちは「頼む!成功してくれっ!」と日本勢だけでなく出てる選手みんなに祈るような気持ちで見ていました。
で、今日のビッグエア決勝でトリック系のスノーボード競技は終了ということで、ビッグエアやハーフパイプで解説を務めていた中井孝治さんも今日が最後の解説になりました。
「カッコいいですね」「これは渋い」「スタイル入ってますね」など、やや抽象的な表現がわかりにくいという声も少なからずあったようで、ご本人もブログで「僕の微妙な解説で分かりにくくしてしまってすみませんでした」と釈明していましたが(オリンピック解説のことで)、スピード競技とは違いトリック系競技は元々表現や出来栄えなどファジーな点を採点する競技なので「カッコいい」「渋い」「オシャレ」などの直観的な表現は的外れではないと思うし、選手それぞれの個性を捉えた解説はプロスノーボーダーならではのもの。堅苦しい言葉ではない解説が新鮮だと好意的に受け止める方も多かったみたいです。
うん、中井さんの解説もスタイル入っててカッコよかったと思いますよ。
ご本人はずっとやるつもりはないとおっしゃってましたが、ぜひ4年後の北京オリンピックでもクールな解説をお願いしたいものですね。