十五の君へ

今日、中学卒業を迎えた息子。

反抗期真っ只中でムカつくことも多いけど、

お父さんもお前くらいの頃は同じだったよ。

じいちゃん、ばあちゃん、だいぶ困らせてたんだろうな。

同じように困らせるお前を叱るお父さんを、

じいちゃんとばあちゃんは天国で笑って見てるかもしれない。

「お前もそうだったよ」って。

子どもの頃にはわからなかった親の気持ちが親になって初めてわかる。

だから、

今はお父さんとお母さんの気持ちなんてわからなくてもいい。

その代わり、

今しかないこの一瞬を思いっきり生きろ。

やりたい事は全部やれ。

そうできるようにお父さんとお母さんがお前たちを守る。

バカな大人が作ってしまったバカげた世の中からお前たちを守る。

 

不安や迷いがあってもいい。

うまくいかないこともいっぱいある。

でも、

きっと楽しいこともたくさんある。

 

最初からうまくできるヤツなんていない。

でも、

一生懸命やれば、きっとその先は見える。

届かなかったものに手が届く。

 

だから、

今しかないこの一瞬を思いっきり生きろ。

 

卒業おめでとう。