ウクライナ報告会

今日は午前中に木下黄太さんのウクライナ報告会に行ってきました。

木下さんの講演を聴くのはこれで3回目。いつもブログやTwitter、Facebookをチェックしてるので彼の考え方や伝えたい事などはだいたいわかってるし、講演の内容も基本的にいつも厳しめの内容なのもわかってるんだけど、内容を聴きたいのと同時に日々の暮らしの中でつい緩くなりがちな防御への気持ちを引き締める意味で参加してる面も大きかったりします。

で、今回は昨年に木下さんがウクライナのキエフを訪ねた際のレポートがメイン。チェルノブイリ原発事故の際、キエフはウクライナの中でも比較的汚染が少なかったと言われてるそうなんですが、事故から約28年経った今現在キエフで何が起きているのか、そして木下さんがなぜ訪問先にキエフを選んだのか、更にそこからわかったオチは、うっすらと思っていた事が現実味を増してきたと感じさせるもので、帰りは非常に暗い気分になりました。

私は学者でもないし医者でもないので彼の伝えてる内容が正しいのか間違っているのかの証明はできません。

ただ私は彼に限らず、あらゆる情報を遮断せず、妄信もせず、全面否定もしない、というスタンスで受け止めています。

時には暗い気分になる聴きたくないような情報もあるし、自分を否定されるような情報もあったりするし、決して耳障りのいい時ばかりではありません。

が、有益かどうかは耳障りで判断はできない。

それを知ってるかどうかで子どもの受ける被曝を回避あるいは低減できるなら私はそれを知っておきたいです。

あとは得た情報をどう受け止め、解釈するかは受け手次第。

学者でも医者でもない素人が正しく受け止められてるとは限らないでしょうけど、だからこそ情報は多ければ多いほどいいし、それを知ることはとても大切だと思ってます。

まぁ、知れば知るほど暗い気分にしかならないんだけどね。

 

上から、あるいは攻撃的・威圧的な口調のせいで彼のこと嫌いな人も多いと思いますが、発信者の人となりはともかくとして、事実を知るためにも機会があれば彼の講演を一度は聴いてみることをお勧めします。