迷走

試験焼却するから亀田清掃センターに瓦礫コンテナ入れるわ

抗議受けたからとりあえず入れるの諦めた

じゃあ瓦礫は一旦大槌町に返すことにしよっと

でも市長のメンツつぶれるからやっぱり返すのやめるわ

リースのコンテナ返さなきゃだから瓦礫は浄水場に置くぜ?(事後報告)

明日ガレキをフレコンパックに詰め替えるぜぇ(←イマココ)

 

一旦止まったかに思えた試験焼却用の震災瓦礫。

ついこの前まで大槌町に返却すると明言していたにもかかわらず、新潟市はあろうことか信濃川浄水場敷地内に瓦礫を仮置きすると一方的にコンテナを浄水場に運び込みました。

当然、反対派(って表現好きじゃないんだけど)は猛反発。今日も朝からず~っと廃棄物施設課と浄水場で直談判。最後には警察まで動員して市は市民を排除しました。

やはり篠田市長は瓦礫受入を諦めてはいないようで、是が非でも試験焼却に持ち込みたいのでしょう。年内にも周辺自治体と勉強会を開くなり、アンケート調査を行うなりして理解を得たいと会見で言っておりましたが、これまでの流れで考えれば焼却ありきの中立的でないやり方をするのは想像に難しくありません。

ただですねぇ・・・・・

瓦礫受入の是非とか、市民の理解とか言う前に、これまで市長自ら撒いたタネでボロボロになっってしまった市と市民の信頼関係を回復させるのが何よりもまず優先させなければいけないんじゃないかと思うんですよね。

私はもちろん瓦礫焼却に反対の立場を変えるつもりはありませんが、百歩譲って仮置きなり試験焼却なりの話に進むにしても、言いだしっぺの篠田市長がこうも言うことをコロコロ変える迷走っぷりでは、瓦礫焼却に賛成してる人たちからの信頼も失うことになりかねません。

市長の迷走は市民も被災地も市職員も迷惑!

篠田市長は来年度中には試験焼却したいみたいなことを言ってたそうですが、来年度ってもう震災から2年ですよ?2年経って大槌町のたった1%の瓦礫を燃やすくらいなら、防潮堤プロジェクトを支援した方がずっとスピーディでいずれまた来るかもしれない大津波への備えもできる。ただでさえ全国一ハイコストな大槌町の瓦礫処理費用、それを防潮堤に使えばどれだけ多大な支援ができることか。費用が余ったとしても被災地はいくらあっても足りないくらいなんですから、瓦礫処理だけにお金を使うのではなく、被災地の真の復興に役立ててもらえばいい。

まぁ、篠田市長はどうしても瓦礫処理でのお金が欲しいんでしょうね。そのためには瓦礫処理こそ正義とウソを突き通すしかないんでしょう。

あ、勉強会やるなら参加者を制限なんかしないでくださいよ。専門家を呼ぶなら御用学者じゃなく正しい知識を持って中立的立場で話をしてくれる方でお願いします。

そして今度は市長も必ず出席してください。市民より、施設課の方より、誰より市長が一番不勉強なんですから。そうそう、瓦礫焼却に賛成された市議会議員の先生方も出席ですよ。それが自分が手を挙げたことへの責任ですからね。

もちろん、開いてくださるなら私も市民の一人として参加させていただきます。

数日後、やっぱり勉強会はやめたなんて迷走はもうカンベンしてくださいよ。

2件のコメント

  1. 新潟市民です。
    お礼が遅くなりましたが、瓦礫試験焼却を止めて下さって本当に有難うございましたm(__)m

    私の周りは無関心や安全信者が多く、いつもプスプスしてたんですが、D-Styleさんのブログは、気持ちを100%代弁して下さってるようでスカッとするし、凄く勉強になります(o^^)b

    事後承諾で恐縮ですが、拙ブログに、いくつか記事をリンクさせて頂きました。もし不都合等ありましたら、お手数でもブログにコメント入れて頂けたらと思います。

    篠田市長=推進派、何としても『命、安全より金』なんですね…醜く過ぎる…
    D-Styleさんがおっしゃるように、彼らはホント勉強不足…ってか、危険論や慎重論には完全に耳塞くからタチ悪いですよね。

    危険性がイッパイなのに、一方的に安全論や楽観視論ばかり押し付け『理解しろ』なんて片腹痛い話です。

    瓦礫拡散は、被災地から震災助成金を横取りするようなものなのに、『絆』だ『恩返し』だと調子ぶっこいて同調してる市民も同罪ですよ。
    そういう輩達に限って、目に見えた実害が現れた時『騙された』とか言うんですよね…自業自得なのに…(>_<)

    市長は『粘り強く説得していく…』云々言ってますが、それはこっちのセリフですね。
    諦めず『NO!』を伝えていきたいと思います♪

  2. ナランチャさんはじめまして。
    コメントありがとうございます。

    市長を含め未だ多くの方が危機感薄い中で、なかなかいい方向に向かわないのがもどかしい日々です。

    しかし、一人一人が声を上げなければ何も変わりません。

    ナランチャさんもできる範囲で構いませんので声を上げ続けてください。

    みんなでがんばりましょう。

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