先日行ってきた大阪旅行。特にだれかとそれについて話したとか、何かを見たとかいうことは全然なくて、肌で感じたと言うか直感みたいなものなんですが、関西の空気感は東とはちょっと違うなってのを感じました。
旅行のお共に持っていったガイガーカウンター。持っていったのは行く先に高線量な地域があるかもということではなく、逆に東に比べてどれだけ低いのかってのを目で確認してみたかったから。私の使ってるガイガーカウンターは低線量だと実際より若干高く値を示すという話もあるためここでは具体的な数値を出しませんが、東日本でも比較的汚染が軽度である新潟に比べても関西はその半分、またはそれ以下。帰りに寄った高速のSAでは0.00(つまりND)というところも。ゼロではなかった地域の線量が自然放射線なのか福島由来なのかは特定できないにしても、ここまで低ければあとは食べ物などに気をつけていれば生活する上でほとんど心配しなくていいレベルではないかと感じました。
そして・・・・目で見たガイガーカウンターの数値と肌で感じる(そうなのか実際わかんないんですけど^^;)空気だけでもこんなに気持ちが違うものなのかというのも自分としてはちょっと驚き。外で思いっきり深呼吸したり、公園の芝生に寝転んだり、草木に触れたり、野山を駆け回ったり、雨に濡れたり、東日本では時に躊躇してしまうそんな日常の何気ない行動もこっちなら躊躇わずにできる、1年前までは普通にあった子どもが育つに必要な環境がこっちにはある、そんな風に思いました。旦那さんを残しての母子避難であれば距離的に近い新潟や山形という選択はベター、でも一家全員で避難又は移住するならできるだけ西の方がいいでしょう。精神的ストレスが圧倒的に低いですもん。
そう考えると、やはり西日本はなんとしても汚染の拡大は阻止しなければならないでしょう。ガレキについては含まれる放射性物質の量とか焼却施設でどれだけ除去できるのかとか色々論議がありますけど、多少でも可能性があるならそれはやめるべきだと思うし、もし広域処理するにしても東日本に限定すべき。ガレキよりも東から避難してくる人を安心して暮らせる環境で迎え入れる方が西にとって重要なことではないでしょうか。食品についても東のものを西に持っていくよりは西は東の食糧庫という位置付けで、汚染の無い食品の安定供給こそが西ができる東への最大の支援ではないかと思います。