ついにと言うか、ようやくと言うか、危惧していたことがどんどん表に出てきます。
⇒【食品】粉ミルクからセシウム30・8ベクレル/kg検出!明治ステップ 40万缶無償交換へ | SAVE CHILD
コメや野菜、肉ではリアクションの薄かった方々も、赤ちゃんが飲む粉ミルクとなればさすがに黙ってはいられないでしょう。
SAVE CHILDの記事にもあるように、危機意識の高い方々がこれまでも様々なメーカーに問い合わせをしていましたが、その対応はおよそ消費者サイドに立ったものではなく、「国の基準に従っている」というのは生産者としての責任放棄に他なりません。しかも、今回の件も明治自らの検査ではなく消費者が独自に測定して発覚したのですから、これがなかったらこの先もずっと「どうせわかんないんだから出荷しちゃえ」と販売され続け、赤ちゃんは無用な被曝をし続けることになっていました。
しかしこれはまだ氷山の一角。
赤ちゃんや粉ミルク、大手メーカーだけの話ではありません。
同じように汚染された食品はすでに大量に流通しているし、それらを生産・流通させる業者の意識も低いところがまだ多い。
そしてそれらは大人も子供も関係なく内部被曝を強いているのです。
このニュースが出たタイミングで明治の株価は大暴落したらしいです。
これが市場の素直な反応。
未だにのんびり構えている生産者や小売業・食品加工業・外食産業などは今後も商売続けたいのであれば早急に放射能対策に取り組んだ方がいい。現時点ではもう遅いくらいだけど、やらないよりはやった方がいいのは明白だし、マイナスな情報も包み隠さず公表し、消費者の信頼を失わない策を講じなければいずれ淘汰されることになります。
口蹄疫や鳥インフルエンザの時のように徹底した封じ込めをしなかった政府の責任も大きいでしょう。
もうね、いずれこうなるって予想されていたことがホントに予想通りに進んじゃってて怖いですよ。
本当に怖いのはこれからまだまだ続いていくことになりますが・・・・。