彼岸花のミステリー

昨日、庭に花が咲いていると妻が言った。

見るとガレージ入口のすぐ横に赤い花が一輪のみ咲いている。

「これ、昨日パパが言ってた彼岸花だよね?」

私は花には詳しくないが、その姿からして彼岸花に間違いないだろう。

そう、確かに私はその前日に妻に彼岸花の話をした。

 

なぜ彼岸花の話をしたかの前にまずは彼岸花について。
先ほど申したように私は花に詳しくないので以下にwikipediaを引用する。

 

ヒガンバナ

全草有毒な多年生の球根性植物。散形花序で6枚の花弁が放射状につく。

道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 – 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に包に包まれた花序が一つだけ付く。包が破れると5 – 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。

開花終了の後、晩秋に長さ30 – 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。葉は深緑でつやがある。葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると葉は枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。つまり開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。
wikipediaより引用)

リンク先に写真があるので知らなくても「あ、この花見たことあるかも」という方いらっしゃるでしょう。

 

で、なぜ妻に彼岸花の話をしたかと言えば、ちょっと前にtwitterで話題になっていた「今年は白い彼岸花が多く見られる」ということ。
wikiにも書かれているように、白い彼岸花は稀ではあっても咲くのは別に不思議なことではない。
ただ、赤い彼岸花は次の年も赤い花を咲かせ、年ごとに白になったり赤になったりするわけではないらしい。
彼岸花は球根性植物なので他の野花のように種が飛んで生えるということはなく、赤の彼岸花の球根を根こそぎ掘り返して白の球根に植え替えない限りは毎年同じ色が咲くはずである。
それが今年は各地で去年は赤く咲いていたのに今年に限って白く咲く彼岸花が多数目撃されているのだそう。

去年と今年で大きく異なるもの・・・・・・そう、放射能。

現段階で色が変わった原因が放射能の影響だと確定しているわけではなく、あくまでも推測に過ぎないのだが、放射能が彼岸花の遺伝子に何らかの影響を及ぼし、本来赤く咲くはずの遺伝子情報を白に変えたというのは100%ありえないとも断言できない。
多くの方が危惧しています。

 

そして我が家の庭に咲いた一輪の彼岸花。

色は赤。

なら一安心・・・・・とも言えないんですね。

なんせ、私も妻も彼岸花の球根なんて植えてないんですから。

 

・・・・・この花、どこから来たんでしょう?(汗)

 

来年、白く咲いたらもっと怖い。

 

あなたの周りに咲いている彼岸花は何色でしょうか・・・・・?