先日見かけたニュースで抵抗ゼロの発電機が発明されたというのを見ました。
ぶっちゃけ、図を見ても説明を読んでも私の低レベル脳では理屈がよくわからんのですが、画期的な発明だということはわかります。
ニュースでも書いているように元々は自転車用の発電機を作ろうとしていたそうで、確かに自転車乗ってるとあのダイナモの重さがイヤで暗くなってもライト点けなかったことがあったので、あの重さが解消されるなら常時点灯でもイケるかもしれませんし、電動アシスト自転車ならアシストモーターの効率アップやバッテリーの小容量化も可能かもしれません。自転車用として考えていたなら現時点でもそこそこ小型にできてるハズだし、小さいものを大きくするのは難しい話じゃないのでほぼ全ての発電機でこの仕組みが応用できそう。自転車に限らず電気を作る際も消費する際もほとんどの場合にモーターが使われているのでそれらの事情が一変しそうな発明ですよね。前から興味があった家庭用風力発電も発電効率の悪さとコスト高でなかなか導入には至ってませんが、今後飛躍的に発電効率がアップしてコストも下がってくれれば太陽光発電並みに一般家庭への普及が進むかもしれないし、走行距離の短さが課題の電気自動車も更に実用レベルに進化していくかもしれない、家電でもロスが少ないエコな製品が出てくるかもしれません。
こういうのを見ると日本の技術力もまだまだ捨てたもんじゃないって思いますよね。
震災以降、世間は脱原発へ動いているのに原発依存の人たちは未だに自然エネルギーに懐疑的な発言を繰り返しています。しかし、このような日本のものづくりパワーがあれば現時点で想像しているよりも遥かに優れた自然エネルギー社会が実現できるかもしれないし、それによって日本の経済や雇用を伸ばしていくことも不可能じゃないはず。
先の見えないご時世だけに、子供たちが夢を持てる未来を描いていってもらいたいものです。