ずっとウソだったんだぜ

斉藤和義が自身の「ずっと好きだった」の歌詞を変えて反原発を唄った「ずっとウソだったんだぜ」がYouTubeを端に発して広がっています。
なんか、コピーがアップされては削除の繰り返しらしいのでココには貼りません。見たい方はYouTubeやニコ動で探してください。たぶんすぐ見つかります。

で・・・・この曲に対して「よくぞ唄ってくれた」と称賛する声もある一方でやっぱり批判的な意見も多いようなんですが、「原発がなくなったら電気はどうする」といったまるで日本の電力が全て原子力でまかなわれているかのような誤認識や、「唄うなら事故が起きてからではなく事故の前から唄えよ」とか「売名行為」などの原発ではなく斉藤和義へのすり替えたバッシングなど、私から見たら批判的な意見はどうにも幼稚なものばかりに思えます。

 

「ビデオ撮ってる時点で電気使ってるじゃん」なんてまるでバカなツッコミ。
斉藤和義は原発に反対していても電気を使うことに反対なんかしてねーつーのっ!

 

「原発全部止めて原始的な生活にするんですか」ってアホかよ。
現に福島第一第二が止まってるのに関東は電気使えてるじゃねーか。

 

批判してるヤツらは未だに「原子力はエコでクリーンで安全なエネルギーです」ってのを信じてるわけ?

 

先日の記事(それでも原発に賛成するのか)に書いたロイターのオンライン調査。その後も投票数が伸びてあれから8日経った現時点での結果はこう。

計画通り、原発を増設 5062 票, 25% ⇒ 14643 票, 23%
計画を見直し、原発を減らす 6568 票, 33% ⇒ 18626 票, 29%
原発を全廃 8287 票, 42% ⇒ 30042 票, 47%

全廃票が大幅に伸び、推進票は比率こそ下がったけれど、あれから1万人近くも「計画通り原発を増設」に投票しているヤツがいる。
もうね、何度でも言いますよ。
頭おかしいんじゃない?

 

事故が起こってから唄うのがそんなにいけないことなんでしょうか。斉藤和義が以前から反原発の姿勢だったかは知らないけれど、そんなことは問題じゃないでしょう。前から反対していた人も、事故をきっかけに反対の考えに転じた人も、今回の福島原発事故に向き合いこれからの未来を考えようとしている。売名行為?大いに結構じゃないですか。無名の私がブログで100万件記事を書くより彼の一曲の方がはるかに届くんですから。

心の中で思ってたって相手には伝わらない。
大事なのは声に出すこと。
だから声に出して叫ぶんです。

 

 

原発はもういらねぇ