痛い大人

この前、宇多田ヒカルが活動休止の理由として「痛い大人になりたくない」というのを挙げていました。

いい年してポンコツワーゲンをシャコタンにして喜んでるとか、ヨメさんいないと朝起きれないとか、ブロッコリー食べなさいって娘に文句言われてるとか、客観的に見ると私自身もかなり痛い大人じゃないかとヒヤヒヤする一方で、宇多田ヒカルがそういう風に考えるのはやはり彼女はただの天才じゃないなと感心したりもします。ただ、我々凡人と違って彼女のようなアーティストは多少世間が引くくらいに浮世離れしているくらいが夢があっていいんじゃないかとも思います。家計簿つけてるヒッキーなんてあんまり見たくないっしょ?

そして今日、人名にふさわしくないとして外された漢字が改定常用漢字表が復活し、それに伴いかつて「悪魔くん」で話題になったような名前を付ける親がまた出てくるんじゃないかというニュースがありました。人名に使えるようになる漢字の例として「怨」「骸」「呪」「狙」「賭」「尻」「咽」などがあり、尻はエリカ様の名字で使われてるけど名字ならOKなのか?と素朴な疑問もあったりしつつも、まぁ確かに人名にこれが入ってたらヤだなぁと思いますわな。

ただ・・・・なんかこの議論って本末転倒と言うか、人名として使える漢字かどうかよりも、その字を子供に使うかどうかっていう親のモラルの問題なんじゃないかと。使われるといけないから使えないようにするって、包丁は凶器になるから所持禁止って言ってんのと同じようなもんじゃないですか?多くの人は正しく包丁使うし、正しくない使い方をするのは包丁が悪いんじゃなく使う人の問題。それにこれらの漢字を使っていなくても今は当て字もほどほどにせいっ!てくらいのDQNな名前が氾濫してるじゃないですか。

こんな我が子を虐待するような痛い大人に比べれば、マネージャーなしじゃ何もできないスターの方がまだマシなんじゃないかと思う今日この頃です。

2件のコメント

  1. そういえば、以前知り合いのVW乗りが子供に「びいとる」(漢字忘れた)なんて名前付けていました。
    実際の読みは違かったと思いましたが。
    やめとけって言ったんですけどねぇ・・・

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