日Yahooと米Googleの提携発表からそんなに何日も経ってないのに、ここ数日で急に相互リンク依頼のメールが増えたように思います。人によってはGoogleはYahooよりもバックリンクを重視するって解釈をしてるようなので、それと同じような考えによる動きなのかもしれません。私的にはリンクの質・量を加味する点ではYahooもGoogleもそれほど変わらないんじゃないかと思うんですけどね。
もちろんウチとしてもバックリンクが増えるのは悪いことではありません。優良なサイトであれば歓迎するところではあります。ただ、ここ数日連絡してくるうちの半分くらいは中身のないどーでもいいようなサイト。必死なのはわかりますが、別に知り合いでもなんでもありませんからそういうサイトはドライにスルーします。まぁせっかく連絡くれたんですから、できる限り応えてあげたいとは思ってますけどね・・・・。
じゃあリンクする・しないを判断するのに何を基準にしてるかと言えば、一番重視してるのは「自分のことしか考えてないサイトかどうか」です。相互リンクというのは「私もリンクするのでそちらからもお願いします」という相互協力が基本にあると思うんですが、相互協力するにしてもできるだけ条件もイコールであることが望ましいと思うんですよ。物々交換でも千円の価値しかないものと1万円の価値があるものをそのまま交換というのはありえませんよね。物を買うにしても1万円の商品に1万円払うのは当然ですが千円の価値しかないものに1万円払うバカはいないでしょう。つまりリンクも検索エンジンの評価が同じくらいであろうページでリンクしあうのがベストだということです。しかしサイトの評価は数値化して比較できませんから厳密に評価が同じというのはムリですし、例えばGoogleページランクだけで判断してしまえば立ち上げたばかりの新規サイトは誰からも相互リンクしてもらえないということになってしまいます。なので私は新規サイトであろうが長年運営されているサイトであろうが、私のサイトへ貼ったリンクをどう扱っているかを見て判断しています。自分のサイトがリンク先に対してSEO効果をもたらすようにちゃんと考えているサイトは新規サイトだろうがページランクがゼロだろうが長期的に見ればこっちにもメリットがありますから相互リンクに応える価値はあると思います。しかし、検索エンジンがクロールしないような深い階層のページからリンクするとか、リンクに応えた後にリンクを削除しちゃうとか、そういう自分のことしか考えていないサイトはいくら検索エンジンからの評価が高くてもこっちのメリットはまったくありません。ヒドいのだと、以前に自動登録型のリンクページを使ってた時はどのページから辿れない「サーバーにあるだけ」のページでリンクして登録してた輩がいっぱいいましたしねぇ。しかもそういうサイトに限ってホントにどうでもいいコンテンツ、ヘタすりゃ他からパクってきたものを載せてるだけのサイトだったりするので、そんなのは問答無用にスルーです。相互リンクに限らず、友達でも恋人でも配偶者でも自分のことしか考えないワガママな人とはお付き合いできませんよね。ま、リアルの世界じゃ単純に損得勘定だけで付き合い変えたりまではしませんけど、やっぱりお互いにいい付き合いができる人でないと長続きはしません。もしなかなかリンクに応えてもらえないという方がいらっしゃったら一度自分のリンクの仕方を見直してみてはどうでしょうか。世の中鬼ばかりじゃないんですから、誠心誠意でリンクすれば応えてくれる方は必ずいると思いますよ。
もちろんウチはそういう方からの相互リンクは大歓迎です。