昨日の日曜日は娘の保育園の発表会でした。
年長の娘にとってはコレが最後の発表会。先日インフルエンザにかかって一時はどーなることかと思いましたが元気に回復し、最後のステージを披露しました。最初の合奏では木琴を担当。途中アヤフヤなところもありましたがなかなか上手にできたのではないかと。合奏に続いては女の子4人による韓国民謡の踊り。リズムの取りやすいアップテンポな曲と違ってスローな感じで難しそうでしたがみんな頑張ってましたね。そして最後は大トリの劇「赤ずきんちゃん」。途中が割愛されショートバージョンに改められたストーリーはかなりムリヤリな感じがしますが、主役やったんでまぁいいんではないでしょうか。
ところでコレはもうずっと前からのことで、他の保育園でも同じなのかはちょっとわかりませんけど、配役が「娘を含めた女の子4人全員が主役の赤ずきんちゃん」というのはどーなのかと。狼役も同じく男の子4人だし、以前「ブレーメンの音楽隊」をやった時もロバ・イヌ・ネコ・ニワトリを複数の園児でやっていたし。
たぶんコレには「みんな公平に」という意図があり、今の教育方針が全体的にそういう流れなんでしょう。運動会でも順位を付けないとか、学校では男子も女子も「さん」付けで呼ぶようにとか、通信簿も5段階ではなく3段階とか、とにかく差別やいじめに繋がるような優劣はできるだけ付けないよーにって感じです。
まぁそれ自体を全面的に否定はしませんけど「負けて悔しい」「勝って嬉しい」という感情を退化させるような方針は結局無気力な「その他大勢」みたいな子供を育てることになっちゃうんじゃないかなーって気がします。私が子供の頃は劇の配役は当然一人一役で、積極的に主役をやりたいと言う子もいれば、あまり目立ちたくないって言う子もいて、主役を望む子はそれぞれ主役争いをし、そうでない子は村人Aみたいな感じだったと思いますが、仮に娘が他の子と主役争いをし、それが演技力や単純にジャンケンなんかで選別されて敗れたとしてもそれはそれでいいんじゃないかと。それで娘が「悔しい」と思えばそれが次への原動力になるわけだし、劇では何とも思わなかったとしてもかけっことかお絵描きでは絶対負けないとか思うかもしれないし、いずれにしても別に女の子全員で主役をやる必要はないんじゃないかと思います。
人にはそれぞれ個性があり、得意・不得意もあるワケですから、「全員平均点」ではなく良いところ・得意なところを伸ばせるような環境を大人が作ってあげるべきではないでしょうか。
あ、もしかして今の教育方針って子供じゃなくってモンスターペアレンツ対策?
権利ばかり主張する人たち・・・・。
クレームを言えば無理が通ると思ってる人達・・・。
弱者に対してだけ容赦しない人たち・・・。
生き難く、育て難い時代、環境になりました。
なんともならんのでしょうか?
何事にも「愛」が不足しているように感じます。
世の中全体が愛を持って繋がればもっと平和になると思うんですけどねぇ。
難しい問題です。
うちの小学校、もっと凄いですよー。
かけっこで、ゴールに紙テープじゃなくて、白包帯を使って、先生二人が持ってるんだけど、一番の子がゴールに入る寸前!包帯をひょいっと上げるんです。
まぁ、うちの子は一等賞にはならないけど・・
一番の子にあんまりな仕打ち・・。
そしてそれを、先生保護者誰も疑問に思ってない不思議・・。
一番の子にテープを切る爽快感くらい、あじわわせてやれよ~と。。
運動会で使用する分くらい、私の事務所名で紙テープを寄付しちゃる。と思ったけど、片付けがイヤなんだろうなぁと思いました。
と言うか、目立ちたくない(--;)
今は、何言っても教師の意思にそぐわない保護者はモンスターだからね!ガックシ・・!
テープに関してはウチのとこもそうですねー。
まー今一番問題なのは子供みたいな親が多いってコトなんでしょうかね。
精神病んじゃう先生も多いみたいですし。