・・・・・なんて私なんかが言わなくても世論調査でも8割くらいが反対してるし、自民党内部でもホンネはやめた方がいいって思ってる議員も多いだろうし、財政制度等審議会からも「見直せっ」て言われてるくらいなんで今さらって感じですが、まーどうしてこうも麻生さんは定額給付金にこだわるんでしょーか。散々政策がブレまくってるのは全国民が承知してるんだから、もう1つくらい「やっぱりやめる」にしても支持率はそんなに変らないと思うんですけどねぇ。いや、定額給付金やめたらむしろ支持率は回復するでしょ(若干だろうけど)。
定額給付金については世論調査の大方と同じく私も「くれるならもらう」というスタンスです。夫婦と子供2人というまるで定額給付金支給のモデルケースみたいな我が家なら6万4千円ももらえるんですからそりゃ頂けるものは頂きますよ。でも、これもやっぱり世間の大方と同じく、もらったからって何か高額なモノを買うって使い方はしないんじゃないかと思います。未だにブラウン管のテレビを大型液晶テレビに買い換えるには額が少ないし、ソーラーパネルを追加しようにもこの額では1枚も追加できないし、これを機会に旅行でもって感じでもないしねぇ。この春には娘が小学校に行くので、結局はそれらの準備用品とか生活必需品とか、定額給付金があってもなくても買うものに使ってしまうのではないかと思います。
で、世間の予想通り、たいした経済効果もないまま2兆円だけが国庫から消えるワケです。
しかも元々は我々が払ってる税金ですからねぇ。
そんなコトに2兆円も使うなら派遣切りで職を失った人への手当てとか雇用対策に回せって意見も多いようで、実際私もそう思いますし、それにもし本当に経済効果を狙うなら「あげるから使って」ではなく「使ったらあげる」にした方がよっぽど効果は得られるんではないでしょうか。
今でもありますけど、例えばハイブリッド車や太陽光発電を購入する際の助成金の額をもっと上げるとか、さっぱり進まない地デジ移行対策にジャパネットたかたのように「分割金利を国が負担!ブラウン管テレビを3万円下取り!」とか。それならこの機会にプリウスやインサイトに買い換える人もいるかもしれないし、クルマが売れればトヨタやホンダも潤うでしょ?(ニッサン他は・・・・^^;)
背水の陣の自民党はこのまま行けば解散総選挙→大敗ってのはもう目に見えてるんですから、ヘンな意地張らないで考え直してみたらどうですか、麻生さん?