Tシャツトリニティから始まり、SUZURIを加えて、TシャツやiPhoneケースの販売をし続けてきた経過で、何度となく「Android用はないんですか?」という声をいただき、Up-TでようやくAndroid用ケースの販売ができるようになったものの、Android用ケースって種類が多過ぎて全てに対応するのが難しかったんです。
Up-Tでは同じデザインでも1種類のケースが1つの商品として登録されて、つまりケースが10種類なら商品も10個になり、AndroidとiPhoneでそれぞれの数になり、デザイン違いでどんどん増えて、商品を登録したはいいけど1ページに同じデザインのケースがズラーっと並んでこれでは目的のケースを探し出すだけでも大変だということで、ケースは1種類だけ登録しておいて、あとは購入されるお客様がご自身で希望のケースにカスタマイズしてくださいってかなり不親切な販売をしていたんですね。売る方としてもあとで別のケースを追加しても新着順でしか並ばないのでラインナップの仕方もバラバラだし、正直使えないよなぁと思ってました。
しかしこればUp-Tだけの問題ではなくて、Tシャツトリニティでは対応ケースはiPhoneのみだけど種類ごとに商品登録で同じページに同じデザインのケースが並ぶのは同じだし、SUZURIは種類が選択肢として設定される反面、ケース毎のデザイン調整ができないのでどのケースでもカバーできる汎用性の高いデザインでないと使えないって不便さもありました。
結局どのサイトも一長一短でこれがベスト!というのがないんですよね。
そしたらオリラボマーケットというサイトで1つのデザインに複数のケースを選択肢として設定できるのがわかって、これなら買う方も選びやすいし同じデザインのケースが並ぶこともないので、現時点ではAndroid用ケースはオリラボマーケットでアップするようにシフトしています。
でも、だからと言って全て丸く収まるわけじゃありません。オリラボマーケットでラインナップされているAndroid用ケースは全36種類。とりあえず選択できるものは全て選択できるように36種類毎に設定するわけですが、iPhoneみたいにカメラ穴が一定とかじゃないので全てに合わせていくのも大変なんです。
例えば最近追加したレトロ牛乳デザインの場合、
↑これはiPhone12用ケースの設定画面。最近はカメラ穴がやたらデカくなりすぎて昔のデータのままじゃデザインが切れたりするケースもあったりはしますが、iPhoneシリーズは昔からカメラ穴が左上で定位置なのでそこさえ押さえてしまえばどのバージョンでもまぁまぁなんとかなります。
↑こちらはGalaxy S6用ケースの設定画面。カメラがセンターなのでiPhone用に右上まで廻り込んだデザインだと厳しくなりますが、他にジャマがなければ同じデータで設定できます。
↑こちらはXperia XZ2用ケースの設定画面。ケースのど真ん中にでっかい穴があってどんなデザインでもこの穴のせいでデザインが死にます。苦肉の策で「林檎印」の部分を穴位置に合わせることで本来あったデザイン要素を隠してカバーさせています。
他にもAndroid用ケースは穴位置や縦横比、切り欠き位置などがバラバラなので、どうにもならない場合は一部のケースをボツにするか、デザイン自体をボツにします。そこを何とかするのもデザイナーの仕事でしょと言われれば確かにそうかもしれませんが、36種類もあるケースに全て対応させ、iPhone用や手帳型も含めてトータル80種類以上もあるケースを全て登録するだけでもかなり大変なんですよ。なので古いモデルは一部割愛するなど多少効率的にやるようにはしてますが、こればっかりに時間割くわけにもいかないので、商品登録には相当な時間がかかってしまいます。
Tシャツトリニティ、SUZURI、オリラボマーケット、それぞれに改善してほしいところが多々あり、もう少しデザイナー・販売者側の使い勝手や利便性を考えた改良を期待したいです。
それでもデザイン考えてる時は楽しいし、作ったデザインの商品を誰かが買ってくれた時はとっても嬉しいので、少しでも皆さんに喜んでもらえるように今後もラインナップ増やしていきます。
リクエストあればお気軽にご相談くださいね。
そういえばもうすぐiPhone13が出ますよねぇ。また12とケース共用できないパターンかな?新ケース追加するのめんど~~~っ!