withクマの生活様式

新潟県内ではクマの出没が相次いでいます。

今年はクマのエサとなる木の実が不作で人里に降りてくる可能性が高いというのは前から言われていたので、正にその通りになったということですね。

県内各地でクマに襲われてケガをするケースが何件もあり、この前は襲われた方が亡くなってしまったという悲しい報道もありましたし、昨日は石川県で商業施設に侵入したクマが射殺されるというケースもありました。

つい先日は新発田市の県指定文化財「市島邸」で来館者がクマに襲われるというケースが発生し、幸い襲われた方にケガはなかったとのことですが、市島邸周辺の住民によればこの付近でこれまでクマが出たことはなく、地元の方にしてみれば「まさか」という気持ちでしょう。

で、市島邸って聞いたことあるよな、どこだっけ?と調べてみたら、

福島潟と月岡温泉の間あたり、ウチからそれなりに離れてますけど、クルマで30分くらいの距離なので遠いと言うほど遠くない。山の方に走りに行って地元の方と話してると「クマ?出るよ~」とサラッと言われるんですけど、山はそうかもしれないけど平地では関係ない話だよな~と軽く思っていたのが、ここまで近い距離でクマが出たなんて話を聞くと、そのうち自宅近くで出没することもあるかもしれません。クルマで30分圏内ならクマの移動範囲として充分ありえますよね?そう考えるとなかなかに怖いです。

しかも最近は人間を恐れない「新世代クマ」が増えているなんて話もあって、「松本人志を恐れないお笑い第7世代」みたいに言うんじゃねぇとか思うんですけど、そんなクマがどんどん増えていくとヒトとクマの住み分けも難しくなっていくのかもしれません。

クマに限らず、動物が住宅地に来ると猟友会が出て射殺されることが多々あります。動物は食べ物を探してるだけで人間に危害を加えるつもりはないはずなのに、危ないからって射殺されるのって人間のエゴだよなぁっていつも思うのですが、じゃあ自宅近くにクマが現れてそのまま山に帰るの待ってるというのもマジで危ないでしょうし、そろそろ野生動物とうまく共存する生活様式というのを考えていく必要があるのかもしれませんね。

・・・・で、どうすれば?(汗)

 

とりあえず、冬が来る前にバイクで行きたいところがあちこちあったのですが、今シーズンは山に入るのは控えておくことにします・・・・。