後を絶たない高齢者の交通事故。それを抑止しようと最近は後付けの急発進防止装置がリリースされているとか。
上はオートバックスが販売している急発進防止装置。ブレーキと間違えてアクセルをベタ踏みした時にそれを検知して急発進を抑制するというもの。
対応する車種も近年のポピュラーな車種なら結構カバーしているようなので、純正で抑止機能の付いてない車種にお乗りの方は自分のクルマが取付可能か確認してみてはいかがでしょう。
オートバックスのこの商品は装置本体のほか、取付工賃や消費税も込みで32399円。モノだけの販売はせず、店舗で取り付けるのが前提とのこと。
オートバックス以外でも類似の商品はいくつかあるようなので、気になった方は調べてみてください。
先日は東京都の小池知事がこういった装置に補助を出すという話もしていたので、今後は東京都以外でも同様の補助制度が広がってくれるといいですね。
ただ、これはあくまでもアクセルベタ踏みの時に異常検知するもので、DのつもりがRに入った状態でゆっくりアクセル踏んだ場合なんかは異常として検知しませんし、人や壁を検知して発進を抑えるレーダーでもないので、現在考えられる事故の原因全てをカバーするものではありません。
そこまで求めるなら素直に最新のクルマを買いなさい、となってしまいますね。
あとはですねぇ、ずいぶん前だったと思いますがネットで「スマホ見ながら運転しててぶつかりそうになったけど自動ブレーキのお陰で助かった」みたいなのを見たことがあったんですよ。ぶつからずに済んだのは確かによかったでしょうけど、そもそもスマホ見ながら運転するのは違反ですし非常に危険。自動ブレーキもそんなことのために備わってるわけじゃありません。
結局のところ、いくら機械が進化しても使う側の技量やモラルに依存するところは大きいわけで、次々と登場してくる安全装置も「補助」でしかないことを忘れてはいけませんね。
煽り運転や暴走の動画でアップされてるクルマ、プリウスってケース多いみたいですしね・・・。