景気回復の実感

景気回復が昭和40年代のいわゆる「いざなぎ景気」を超えて戦後最長になる可能性がある一方で、その実感がさっぱりない、という話。

はい、私も実感まったくありません。

いざなぎ景気の時の実質GDPの平均成長率が11.5%、バブル期で5.3%だったのが、今はわずか1.2%にとどまっているのだとか。プラスマイナスで言ったらプラスでも限りなくゼロに近いプラスですよねぇ。しかもこの根拠すら疑わしいんですから、庶民が実感を得るなんてあるわけがないです。

大企業の給料が上がっていても、中小企業ではなかなかそうもいってないし、可処分所得の微増より社会保険料負担の増加の方が上回っていれば、そりゃ経済も大きく上向くはずがありません。

なんかねぇ、景気回復だアベノミクスだなんて言いながら負のスパイラルがどんどん強まっているように思いますよ。

今年は消費税が10%に上がりますけど、仮に10%に上げずに5%に戻したとしても、減った3%分回収できるだけ皆さんがお金使って税収上がれば増税なんてする必要ないんですよ。10%に上げる際も景気後退対策にジャブジャブお金投入するわけだし、そのお金も財源は結局私たちが収める税金ですから、むしろ収支としては逆効果。どうしてこういうアホな景気対策・税収対策しかできないんでしょう。

きっと目先のお金、自分たちの利権、取りやすいところから取る、そんな安易な考えのもとでやってるからでしょうね。

デタラメばかりのアベノミクス、そろそろ終わらせないと私たちの生活、どんどん苦しくなる一方ですよ?