少し前から「Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa」としてホワイトハウスに辺野古埋め立て停止を求める署名活動が始まっていて、これは期限(2019年1月7日)までに目標の10万筆に達するとホワイトハウス(つまりアメリカ政府)がその内容を審査・検討して60日以内に何からの返答をする、というもの。
有名なタレントさんが拡散したこともあって既に目標の10万筆は突破。この記事を書いてる時点で14.8万筆にもなろうとしています。
私が署名した時は確かまだ2万筆程度で、海外のサイトでメアド必須の2段階承認というのは微妙にハードル上げてるような気もしたので10万筆はどうかな~と思ってましたが、想像以上にハイペースです。もしかしたら期限までに20万筆も超えるかもしれません。
ただ、10万筆に達したからと言って署名した人が期待してるような返答がホワイトハウスから出てくるかは未知数。この署名制度を作ったのは前大統領のオバマさんだったそうですが、オバマさん全否定スタンスのトランプ大統領が「じゃあ辺野古やめよう」って言うかはかなり微妙です。しかし、この国の政府は沖縄県民が散々Noと言っても聞く耳持たずですから、アメリカに直接思いを届けるというのは決して無意味ではないハズ(と思いたい)。
そして、今回のこの署名に関して発言したタレントさんには「タレントが政治的発言をするな」とバッシングする声がたくさん上がってます。
皆さんご存知のように海外では俳優やアーティストが政治的スタンスを示したり政治的な発言をするのはいたって普通です(もちろんしない人もいます)。
それがなぜかここ日本ではやたら叩かれる。
でも、ワイドショーでコメンテーター気取りのタレントだって安部政権擁護の発言、いっぱいしてるよね?でもそれは叩かれないよね?
つまり、「タレントが政治的発言をする」のが非難されてるのではなく、「国の方針と違う発言」が叩かれてるんですよね。タレントさんは言動が目立つから叩かれやすいけど、一般人でもTwitterなんかではヘンなネトウヨさんが横から入ってきて文句言ってくるなんてのは珍しくありません。「叩かれたくなかったら黙ってろ」そういうことです。
もしこの国のリーダーが本当に国民や日本の未来を考えて舵取りしてるなら叩かれるのを恐れるまでもなく何も言わないでしょう。あの人に任せておけば安心だ、と思えるなら私だってこんな記事を書くこともきっとないでしょう。でも、おかしいことにはおかしいって言わないと、どんどん悪い方に進んでいってしまう。王様が裸なら裸ですって言わないといけないんです。
この国は総理大臣の私物じゃないですからね。この国の主権者は我々国民です。