大阪北部地震で感じたこと

6月18日に近畿地方で発生した大きな地震。倒れたブロック塀や家具の下敷きになって尊い命が失われたり、家屋や交通インフラにも大きな被害を出しました。しかし、最大震度6弱という規模を考えると、以前より防災・減災が進んでいるのかなぁという印象も受けます。あれだけの地震が起きてながら会社に向かう人が多かったのは、そういう面の表れなのか、逆に阪神淡路や東日本大震災から時間が経過したことで地震への意識が低下してきているのか、いずれにしても日本人は地震に対してタフだなぁとも思いました。

地震発生から1週間あまりが経ち、復旧活動も進んでいるようですが、報道を見ていて気になったのがガスの復旧の遅さ。地中に管が埋められているガスは漏れている箇所の発見が難しく、修復も掘り起こしての作業で、管を復旧しても各家庭での安全が確認できないと再開できないなどの理由があるそうで、それを聞けば時間がかかるのは納得としても、災害時の復旧は電気に比べると難しいというのを痛感しました。

ウチは9年前に太陽光発電を導入するのに合わせてこれまでのガス電気併用からオール電化に切り替えたのですが、個人的にエコキュートが非常に効率が悪いと思っていて、湯量を抑えれば足りなくなった時に困るし、湯量に余裕を持たせれば余った分がロスになるし、設備やメンテナンスにもコストがかかるので、人にオール電化について聞かれた時はあまり勧めてはいません。なのでエコキュートの寿命が来たらまたガス併用に戻そうかなとも考えていたのですが、先の地震でガスの復旧に時間ががかるのを見てると、災害時に強いのはオール電化なのかなと、なかなか自分の中でベストな生活インフラを決めかねてる状態。

まぁ、大阪と新潟じゃガス管の総延長もかなり違うので一概には言えないのでしょうし、電気・ガスだけじゃなく水道の復旧スピードなんかにもよりますけど。家自体が倒壊したらどれが早いなんて問題じゃないですしね。

そんなタイミングで昨日、エコキュートの配管から微量に水が漏れてるのを発見してしまいまして、日曜日なのでどこも来てくれないし、設備屋さんが今日来てくれましたけど下見だけで修理は後日になったし、この程度の復旧すら地震じゃなくても時間がかかるようであれば、やっぱりエコキュートはやめようかなぁなんて思う月曜日なのでありました。