昨日投開票が行われた名護市長選挙は自公維が推薦する新人の渡具知氏が当選。野党の他、翁長知事も支持した稲嶺氏は3選ならずという結果に終わりました。
投票率は76.92%、得票は渡具知氏20,389票、稲嶺氏16,931票でした。
・・・・私は稲嶺さんが余裕で勝つと思ってたんですけどねー。
この結果を受けて翁長知事は県民としては基地建設反対の民意は生きていると述べたそうですが、次の知事選への影響は避けられないでしょうし、辺野古移設計画はまた一歩進むことになるでしょう。
個人的には沖縄の基地ができるだけ減って欲しいし、辺野古の自然も壊して欲しくはないんですけど、これが投票率が5割にも満たず、得票率も拮抗していたなら民意は微妙と判断もできますが、投票率76%でこの票差ですから、名護市民としては基地を受け入れ、基地と共に生活し、それによってもたらされる経済効果に期待したいという想いが強かったということでしょうか。
まぁ辺野古移設が進めば少なくとも普天間のリスクはなくなるわけだし、住民が望んで受け入れたのであれば、辺野古でまた事故が起きても、米兵による犯罪が起こっても、有事の際に攻撃対象になっても受け入れるということなんですよね。
あぁ、嫌味ったらしい。
ま、地元には地元の事情があるんでしょう。
これでどれだけ名護市が恩恵受けられるのかは微妙だと思いますけど。
なんだかかつて原発を受け入れた町と同じ構図に見えますね。
名護市以外の沖縄県民はどう思ってるんでしょうね・・・・。