最近、茶碗を買いまして、特別なものではなくホームセンターで売ってるごく普通のやっすい茶碗なんですが、茶碗の底の部分(高台とか糸底とか言うそうです)に写真のような切欠きが入っていて、買う時は底の部分まで気にしてなかったのでこんな切欠きが入っていることも知らずに、実際に使う時に手に持って「あれ?」と初めて気付きました。
丸い高台に1ヵ所だけの切欠き。デザイン的なものなら3方向あるいはそれ以上を等角度で入れるでしょうからデザイン的なものではないはず。
で、茶碗に説明書きがあったわけじゃないので推測ですが、この切欠きは食洗機での水抜きではないかと。
食洗機使ってる方ならよくご存じの通り、茶碗など高台のある器を洗うと洗浄が終わってもあそこに水が溜まってることが多いんですよね。しかし高台の切欠きを下に向けてセットすれば水が溜まることもなくキレイに乾燥できます。
それから調べてみたらやはり目的はそうだったようで、同じように切欠きの入ったマグカップやソーサー、切欠きも1ヵ所ではなく3ヶ所入ったものなど、最近は食洗機を意識した食器が多数売られているみたいです。
ただ、どうせ切欠きを入れるなら3方向とか5方向とかにした方が見た目のバランスもいいし、切欠きが1ヵ所だと切欠きを下に向けないと排水できないのでどの向きで入れても排水できるように3ヶ所以上にした方がいいんじゃないかな~と思うんですよね。それともわざと不自然に1ヵ所だけにすることで私のように「ん?」と気付いてもらえるようにって意図なんでしょうか。
いずれにしても、ほほぉ~なるほど~、と近年珍しいくらいに感心しましたわ。
これから食洗機対応の食器を買う方は底にも目を向けてみてはいかがでしょうか。