この前出た情勢予測では自公が過半数、ヘヤすりゃ改憲2/3なんて報道もありましたが、安部政権は不支持が支持を上回り、立憲民主党を始めとするリベラル勢が勢いを増してきたなんて話もあって、まだまだどうなるか読めませんね。
さて、今回の選挙ではいわゆるリベラル勢を支持してる私ですが、そもそも自分が右とか左とか保守とかリベラルとかなんて考えたこともありません。脱原発とか改憲反対とか増税反対など、自分の考えと合致してる面の多いのがリベラルと呼ばれる方たちだっただけで、安部さんが今すぐ原発を廃止するって言うなら安部さんであっても支持はします。
本当は全ての議員が国民を思って政治をしてくれれば政党なんてドコでもいいし、右でも左でも何でもいいんですね。ちゃんと国民のためを思った政策を持つ方が議員になって実行してくれれば日本は幸せな国になるはず。
でも、今の自公政権はとても国民に寄り添ってるとは思えないし、もしかしたら自民党の中にも安部さんのやり方に疑問を持ってる方もいるんじゃないかと思うんですけど、いざ国会で採決する時は誰一人造反することなく全員親分のイエスマンですから、単に党議拘束の頭数でしかない議員なんていくら聞こえのいい政策を訴えてもどうせ最後は頭数じゃんって思ってしまいます。だったら国民のためにならないリーダーを持つ政党には議席を減らしてもらって、安部独裁政治は終わらせねば。
この夏、天皇陛下の生前退位の特例法が全会一致で可決されました。一部の議員は反対の意で退席しましたが、反対理由は特例法ではなく恒久法にするべきという点のみで、法の趣旨自体には反対していません。国民の多くも天皇皇后両陛下がどれだけ国民に寄り添ってきたかをよく知ってるし、ご高齢での公務の大変さもよくわかっているので、生前退位に反対する方はほとんどいなかったんじゃないかと思います。こういう誰もが良いと思うことは政党も左右も関係なく満場一致できるんですから、多くの反対や疑問の声が出る法案についてはやはり問題があるということで、それを数の力で強行に通してしまうなんて、国会のあるべき姿ではないでしょう。充分に審議し、多くが納得できる法案を作り上げれば、議会勢力が少数でも衆参でねじれていても、良いものは通るのです。
なので、今の自公で過半数以上という勢力では納得させられるだけの法案は作られないし、森友・加計のような多くの人が疑問を抱く問題も解決されないし、国会前でいくら反対を叫んでも数の力で推し切られてしまいますから、少なくとも自公は過半数割れにしなければいけないし、希望・維新も含めた改憲勢力2/3も阻止しなければいけません。この勢力でもいい法案は賛成多数で可決されます。
リベラル勢に諸手を上げて賛成ではないところもあるんですが、今は安部独裁政治を終わらせることを優先しないといつまでも国民は悪しき政治屋に搾取されるばかりです。