泉田氏の自民党からの出馬が確定

今日、泉田裕彦氏が10月22日の新潟5区補選で自民党から出馬すると正式に表明がありました。

10月22日実施の衆議院新潟第5選挙区補欠選挙への想い|泉田裕彦政治経済研究会

上記コメントでは自民党とは一言も書いてませんが「長島先生の遺志を継いで」という言葉は自民からの出馬を意味し、実際に自民党県連5区選考委員会に出馬要請に応じると電話で回答したとのこと。

これを受けてネットでは

「残念です」
「なぜ自民党なの?」
「所詮は泉田も・・・」
「見損ないました」

などなど、中にはそれでも応援する、あるいはよくぞ自民から出てくれたという歓迎の声もあったりはしますが、多くは否定的、いや否定的と言うよりは落胆や失望の声が多数聞かれました。

私も・・・・うん、残念です。

 

この件に関して私の想いは先日の記事(泉田氏の動向は)で書きました。

今回の出馬がそこで触れた「自民党の中から変える」ということであれば一定の理解はでき・・・なくもないんですが、泉田氏の言う「災害に強い国づくりを進めること」が、これまで泉田氏を支持してきた多くの反原発派の気持ちと重なるのかは少し疑問。

そもそも泉田氏は今まで一度も「反原発」だとは明言しておらず、その中途半端さは私もモヤモヤしていたのですが、県知事としてのポジションであれば柏崎市や刈羽村にも配慮は必要ですから思想としての反原発ではなく、県民の安全を守るために危険な原発は動かせないというポーズをもってして結果的に反原発派の支持を集めてきたわけで、このスタンスは自民党および国会議員になっても変わってほしくないし、もし変わったとすればそれこそ新潟県民への裏切りと取られても仕方がありません。

当然、そうなれば原発推進の自民党とは想いが異なるわけで、いい加減そろそろ泉田氏自身の原発へのスタンスをハッキリさせてほしいところなんですが、知事時代からそうなんですけどいつも肝心なことをハッキリ言わないんですよねぇ。

これじゃ支持者もモヤモヤしたまんまだわ。

個人的には権力や圧力に屈せず日本を正しい道へ導くような総理大臣になる素質を持ってるのは現時点で泉田氏のみだと思っているので、残念な結果にはしないで欲しいと切に願います。

それとも私は泉田氏を過剰評価し過ぎてたんでしょうか。鹿児島県の三反園知事も反原発票で当選したのに知事になったらあっさり手のひら返しちゃったしねぇ。泉田氏はそんな人でないと信じたいけれど、現時点では何とも言えません。

 

告示日までに泉田支持層が納得できるような気持ちを聞けるのかな・・・・。