加計学園の獣医学部新設に至る中で、「広域的に獣医学部がない地域」という条件が追加され、ライバルとされた京都産業大学は近隣の大阪府に獣医学部があることから特区の対象から外されたという経緯があります。
局所的に獣医学部が集中することを避ける、という意味でこの追加条件はあながち間違いではなく、四国に獣医あるいは獣医師を志す方のニーズがあるならば加計学園が選ばれる正当性はあるとも言えます。が、この条件が加えられたのがあまりにも唐突で、正に鶴の一声のようだったことから、広域的に云々というのは建前で、単に加計学園以外の選択肢を潰す目的だったのではという疑念が生じ、この点は先週の会見で前川・前文部科学事務次官も指摘していました。
で、この辺りの真相を・・・・という流れだったところへ安部総理は
「1校しか認めなかったから余計な疑念を生んだ。地域に関係なく2校でも3校でも意欲あるところにはどんどん獣医学部の新設を認めていく」
と、今までの流れを完全にちゃぶ台返しにするような発言をしました。
それ、もう特区じゃないじゃん・・・・・。
更に、これは公式なコメントではありませんが上の発言について「批判されたから頭に来て言った」と漏らしていたなんて話も。
まるで子ども(笑)
ゲームに負けそうだったから頭に来てリセットボタン!
もうメチャクチャです。
これがまかり通るなら安部さんの一存で何でもアリじゃないですか。
早いとこお辞めになった方がよろしいかと・・・・。